こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
今年の8月に焼き鳥屋を知人がオープンさせた。
彼は色々な飲食の仕事を経験し早くから仲間からは独立を勧められていた。
いつかはいつかはと語っていた中で仲間の方が彼より早く独立して店持ちになっていった。
ひょうきんで誰からも愛される彼はなかなか重い腰が上げられず今に至っていたのである。
そんな彼がコロナ禍のど真ん中にお店をオープンすることをSNSで知った。
飲食の中で焼き鳥を選んだんだなって思った。
ソーシャルディスタンスの中で仲間に囲まれて連日盛況の様子を知っていてもお祝いに駆けつることは出来ずに見守っていた。
途中、彼は飲食の店持ちという経験からか疲労困憊な様子がSNSで投稿があり試練となってるなと感じたがそれでも喜びながら奥さんの支えもあって営んでいるのだと思えた。
伝えるのが遅くなったが彼の焼き鳥屋の店名は【焼き鳥タイガー】
鳥なのに虎なのはご存知関西球団愛の強い彼の思い入れが入った納得の店名である。
そのタイガーのロゴマークの入った刺繍入りタオルは早くから準備していたのになかなか渡せずにいる中で野球部の後輩に仕事の依頼を受けて開催場所が焼き鳥タイガーになったのも何かの縁であろう。
店主に連絡するとガラガラなのでロイヤルシートを予約しておきますと言う。
コロナ禍の中にさらに滋賀では鳥インフルエンザが発見されて敬遠されているのだろう。
初めて寄せてもらったが端から端までご夫婦らしい手書き感、手作り感たっぷりのアットホームな店内を感じる。
焼き物もオーダすることなくおまかせで料理は運ばれた。
どれも創作が少しずつ入っていて美味い!
仕入れや仕込みの追いつかない日々ですこしノイローゼになりかけたと言う話も聞きながら奥さんが支えてここまできていることを知る。
飲食は本当に大変。
食べる客側は美味いのまずいのどこそこがどうのこうのと勝手に御託を並べるが立場変われば感謝してご馳走さま以外に出てくる言葉は見当たらない。
少し早めのゲンタクロースが来たと言う彼のチャーミングなSNSには私からの遅め過ぎる開店祝いの刺繍入りタオルが投稿されていた。
長く愛されるお店であるようにと作成したタオルがヨタヨタになるくらい継続して笑いの場作りをやっていただきたい。
ご馳走さまでした。