【2023年最新版】タオルソムリエが厳選！おすすめの吸水タオル11選

「タオルと聞いて一番に求めるものはなんですか？」とアンケートすると“吸水力”という回答が多く挙げられます。朝、顔を洗った時やお風呂上がりに、濡れた顔や体の水分を拭ってくれるタオルの吸水力がイマイチだと、ストレスに感じる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな不満を解消すべく、タオルソムリエの寺田元さんがシーン別でおすすめの吸水タオルをセレクトしてくれました。星の数ほど種類が豊富なタオル。ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてください。

シーン別で選ぶ吸水タオル11選

様々な機能性を持つ「吸水タオル」は、使うシーンや場所に応じて選ぶのがポイントです。髪があっという間に乾くタオルや、日常使いからスポーツシーンまで、汗をかいた時におすすめの吸水タオルをご紹介します。

時短のおともに♪ ヘアドライ専用の吸水タオル

濡れた髪を拭く際、髪へのダメージを軽減したいという方はヘアドライ専用のタオルを使ってみては。吸水力が高いタオルだとゴシゴシと髪を拭く際の摩擦を減らすことができ、シャンプー後の面倒なヘアドライが一気に時短できますよ。

ベロア マイクロファイバータオル 12枚入

高いリピート率を誇るやわらかな肌触りのマイクロファイバータオルです。1枚あたりの吸収量はペットボトル約1本分（500ml）、濡れたロングヘアもこれ1枚でしっかり拭き取れます。速乾性、耐久性と抗菌性にも優れています。また、ネイビーとモカブラウンなど濃いカラーは、ヘアカラーリング時のタオルとしても重宝します。

専髪タオル／おぼろタオル

「専髪タオル」は、ヒトが潜在的に心地よいと感じる柔らかさを実現し、髪と頭皮をふんわりやさしく包み込みます。ゴシゴシ拭くのではなく、軽く頭に巻いて押し当てるだけで、ふわふわのパイルが髪の毛の水分を素早く吸収。ドライヤーの時間をグッと短縮できます。髪に巻くのに最適な100cmサイズで、ロングヘアの方に特におすすめです。

Perfec10(パーフェクトテン) for Hair

こだわりのオーガニックコットン撚糸「スーパーゼロ40S2000」を使用。40番手の極細糸なので、肌や髪のキューティクルを傷つけず、きめ細かいシルキータッチの肌触りが特徴で、ボリュームもしっかり。頭に巻いているだけでグングン吸水してくれる、髪にも肌にもやさしい吸水タオルです。

ワッフルガーゼフェイスタオル【ふんわり】（今治タオル）

拭くというより軽く触れることで水分を吸収するタオルで、敏感肌の方も安心して使用いただけます。柔軟剤・蛍光増白剤・抗菌剤を使用せず、綿本来の柔らかさを引き出す昔ながらの加工が施されているので、洗濯の際に柔軟剤を使用しなくても柔らかさが持続します。吸水力も抜群で、水分が肌と肌の間で飛んでいく感覚でいつでもさらっと感を感じられるタオルです。

お風呂上がりにおすすめの吸水タオル

全身が濡れているお風呂上がりには、素早く水分を吸収できるバスタオルが最適。肌触りが良く、強く擦らずにパッと全身を拭き上げられるタオルを厳選しました。

＜１秒タオル＞ホットマンカラー　バスタオル

シルクのような滑らかさと光沢を持ち、強度、吸水性にも優れた超長繊維綿をブレンドし開発された１秒タオル。その名の通り抜群の吸水力で、肌にあてるだけでしっかりと水分を吸水するのでゴシゴシ擦る必要がなく、日々の時短アイテムとしておすすめです。デリケートな赤ちゃんにも安心して使っていただけます。

最高級バスタオル「すごいタオル」（今治タオル）

今治タオルの老舗タオルメーカーが織り出す美の最高傑作。まるでミンクに包まれたような優しい肌触りは、ゴージャスな気持ちにさせてくれます。セレブをはじめ宮内庁も御用達のこのタオルは、様々な職人技のこだわりが詰まったソムリエ一押しの吸水タオルです。

お風呂上がり高吸水バスタオル【泉州仕上げ】

デザインやカラー展開をせず、とにかく吸水力に特化したタオル。コスパ重視でリーズナブルに仕上げた逸品です。吸水力には定評のある大阪 泉州産で、安心安全をモットーに丁寧に作られた一枚は、使うと肌が納得します。薄手ながら、触れた時のボリューム感はたっぷりと満足感がありますよ。

お子様バスローブ【ぎゅーっとくまちゃん】

洗うほどに膨らむ「スイッチパイル」という特許技術を採用し、洗濯してもパイルがへたりにくく、ふんわりとした風合いが持続します。お子さんのデリケートなお肌に合わせて甘撚り糸を使用しているので、着心地も抜群です。お風呂上がりに走り回るお子さんに着せるだけで、速乾・吸水してくれるので忙しいパパママにおすすめ！

サッと拭いてさっぱり！汗をかいた時の吸水タオル

ミズノハイパージムタオル【ランバード】マイクロファイバーマフラータオル　mizuno

コンパクトに収納出来るマイクロファイバー製の冷感タオル。抗菌加工が施してあり、メッシュ袋付きで手のひらに収まるほどコンパクトになるので持ち運びに便利です。ジムなどのスポーツシーンやアウトドアにおすすめのマフラータオルです。

ボーダーカラーミニバスタオル【泉州こだわりタオル】

短パイルを使用することでかさばりにくく、コンパクトで持ち運びに最適なタオルです。汗を吸収してすぐに乾くような仕様でコスパにも優れ、タオル発祥の泉州タオルの老舗メーカーのロングセラータオルとしてファンが多い吸水タオルです。

SUPER COOL 瞬冷 スポーツ手ぬぐい

接触冷感糸と三層構造が「吸水・保水・蒸発」の役割をコントロール。効果的に気化熱を発生させ生地温度を下げ、冷感効果を発生させます。水で濡らして振るだけでひんやり冷たくなり、繰り返し振ることで冷たさが持続します。ＵＶカット効果もあり、野外での活動にぴったり！

吸水タオルの選び方

タオルといえば “綿” という印象を持たれがちですが、実は綿そのものに吸水力はない、という事実はあまり知られていません。タオルメーカーが様々な技術を駆使して、吸水力の高いタオルに仕上げているのです。
近頃は、いろんな種類の吸水タオルが市場に出ています。まれに吸水剤が投与してある粗悪なタオルは、洗濯を繰り返すと全く水を吸わなくなるものもあるのでご注意を。使う目的や使用シーンに合わせて、吸水力の高いタオルを選ぶのがポイントです。

素材で選ぶ

＜天然繊維＞
天然繊維の代表と言えるのが綿100％で製織された吸水タオル。その他に絹（シルク）や麻（リネン）なども挙げられます。天然繊維の特徴は、何といっても素材のやさしい風合いと、使い込むにつれて肌に馴染んでいく使用感でしょう。アフターケアをしっかりすれば、タオルの吸水力を保ちながら長く使用することができますよ。

＜化学繊維＞
吸水タオルの中で人気急上昇なのがマイクロファイバータオル。マイクロファイバータオルは細い化学繊維で作られていて、毛細管現象を用いて水分を吸収していきます。ふわふわで肌あたりが優しいため特に女性に人気の吸水タオルです。価格もリーズナブルなものから高単価なものまで様々です。洗髪後はもちろん、キッチンやフロアのお掃除用まで、幅広い用途で活用できます。市場には吸水力が無いマイクロファイバータオルも存在するため、選ぶ際は注意が必要です。

機能性で選ぶ

＜速乾性＞
タオルの毛羽立ちを気にせずに、何より速乾性を重視する場合は、マイクロファイバータオルがおすすめです。大切な愛車の手入れや結露したガラスの拭き上げや、グラスや食器を拭く場合にも適しています。

＜肌触り＞
赤ちゃんや敏感肌の方は、赤ちゃんが口に入れても安心な製法（エコテックス🄬）で織られた、優しく拭うタオルを選んで。髪の毛を摩擦レスに乾かしたいなど、ニーズが明確な場合はそれに特化した機能を持つタオルを選んでみるのもおすすめです。また、汗をかいた際の気加熱を活用したクールタオルは夏場の外出時には１枚あるとひんやり快適に過ごせますよ。

コスパで選ぶ

タオルは100円ショップやノベルティなどでいただくプチプラのタイプから、高級リゾートホテルなどで使用される高価でラグジュアリーなものまで様々です。使用する原材料の品質や産地、ロットや製法などによって品質に違いがあり、それは吸水性にも表れます。日常的に使用頻度の高いキッチン回りは気軽に買え替えるコスパがよいものを、肌に触れるフェイスやバスタオルはちょっと贅沢なもの…といったように、用途によって使い分けるのもおすすめです。

ブランドで選ぶ

日本のタオル産地として知られる愛媛県の「今治」と大阪府の「泉州」。その魅力は、優れた吸水性とやわらかな肌触り、風合いが長く持続する点です。きれいな軟水で作られ、品質が担保されたメイドインジャパンブランドからタオルを選ぶというのも一つの手です。
メーカーによってはアドバイザーが存在するので、自分のタオルへのこだわりや悩みなどを相談して選んでみるのもよいでしょう。