こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
昨日に引き続き関西初のG1サミットが滋賀で開催されている。
びわ湖客船の会場から趣を変え会場を石山寺に移す。
門前を抜けた瞬間にその佇まいに参加者の皆さんから感嘆の声が上がった!
地元滋賀の魅力を十分に演出できている企画スタッフの素晴らしい企画力に感動する。
二日目も叡智に優れた皆さんの熱意が交錯していく。
「大学改革」
グローバル化とオンライン化によって、大学の役割は根底から変わりつつあり、国際競争は新たな局面に入った。欧米の大学が大胆な大学改革を推進し、新興国の大学が追随する中、日本の大学もまた、抜本的な改革に迫られている。国境を越えた競争が熾烈を極める中、優秀な人材を獲得し、知の集積を行い、国の発展に寄与するために、大学は何に取り組むべきか。京都大学・同志社大学・立命館大学--関西を代表する大学のトップが議論する大学の未来と教育改革。
スピーカー
川口 清史 氏 学校法人立命館 総長 立命館大学長
村田 晃嗣 氏 同志社大学 学長
山極 壽一 氏 京都大学 総長
モデレーター
世耕 弘成 氏 内閣官房副長官 参議院議員 近畿大学 前理事長
関西を代表するトップの未来改革は
自身が学んだ大学のあり方と子を持つ親の大学への進学させていく上でのあり方を根本から覆す内容であった。
自らの接触の少なかった大学改革の一部を垣間見ることで教育現場のグローバルという言葉の唱え方の意図を垣間見た。
「国家戦略特区“医療イノベーション”が拓く未来」
国家戦略特区に指定され、先端医療技術を梃子に、経済成長に取り組む関西圏。大阪・京都・兵庫に擁する研究拠点が持つiPS細胞はじめとする技術を、国際競争力につなげるために、政学官民はどのように連携していくべきだろうか。医療特区を関西経済、さらに日本経済の起爆剤とするための方法論とマイルストーンをキーパーソンたちが議論する。
スピーカー
浅野 武夫 氏 大阪大学大学院医学系研究科 寄付講座准教授
原 丈人 氏 DEFTA Partners グループ 会長
アライアンス・フォーラム財団 代表理事
山田 邦雄 氏 ロート製薬株式会社 代表取締役会長 兼 CEO
モデレーター
澤 芳樹 氏 大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座
心臓血管外科 教授
医学業界の特区として今後のイノベーションへの取り組みは興味深い。
最先端医療の日本であるが、そこに巻き込む国際協力あるいは関西の発信チャネルの重要性を課題として浮き彫りに感じた。
「日本のファミリービジネス ~300年企業の伝統と革新~」
創業200年を超える「超老舗企業」数は、日本で3000社以上を数え、世界一にランクインしている。日本のファミリービジネスは、世界の経営モデルとなる可能性を秘めている。老舗企業はどのようにして、持続可能性と社会との共存を実現してきたのだろうか。数世紀にわたり家業を受け継ぎ、時代の変化に適応するために、どのような組織をつくり、イノベーションを実現してきたのか。徳川三代将軍・家光の時代から370年の歴史を持つ月桂冠。元治元年に創業し150周年を迎えた瀧定大阪。日露戦争でも使われた正露丸を世界に展開する大幸薬品のトップを迎えて議論する「日本型サステイナビリティ経営」。
スピーカー
大倉 治彦 氏 月桂冠株式会社 代表取締役社長
柴田 高 氏 大幸薬品株式会社 代表取締役社長
瀧 隆太 氏 瀧定大阪株式会社 代表取締役社長
モデレーター
御立 尚資 氏 ボストン コンサルティング グループ 日本代表
老舗ファミリー企業での日本企業の存在は海外でも類を見ない。
その中での長く続けていくコツや社員へのモチベーションを中心に個々の企業の度量の大きさを感じた。
継承し続ける我が社へ置き換えて学ばせていただいた。
「聖武天皇に学ぶ国づくりとリーダーシップ」
律令国家の完成から動乱期を生きた聖武天皇。全国に建立された国分寺・国分尼寺、総本山となる東大寺は、日本の仏教史に燦然と輝く。即位以降、度重なる疫病や凶作、動乱にあって、仏教に鎮護を求め、東大寺盧舎那仏を建立した天皇。「責めはわれ一人にあり」という言葉は、現代に生きるリーダーたちに、覚悟を突き付ける。国をつくるとは何か。リーダーシップとは何か。1300年の歴史を越えて、東大寺・森本長老と下村大臣の対話から考える。
スピーカー
下村 博文 氏 文部科学大臣 衆議院議員
森本 公誠 氏 東大寺長老 文学博士
モデレーター
藤沢 久美 氏 シンクタンク・ソフィアバンク 代表
時代を遡ること663年。
最初に負けた歴史上の敗北の戦争を知る。 白村江の大敗。
そこから国政の考えの基礎が聖武天皇の危機意識の中で生まれてきたという歴史的背景を現代に絡ませながら語ることの神秘的背景を学んだ。
「日本的なるもの ~変わりゆく価値、普遍の価値~」
大和朝廷の古から、世界は螺旋階段を登るように発展してきた。王朝や宗教、社会経済体制が幾度となく変遷する中、千数百年の歴史を経て育まれ、継承してきた「日本的なるもの」。その強みとは何か。この地で文明をスタートした我々は、どこへ向かい、世界にどのように貢献するのか。経営者として、政治家として、リーダーとして、悠久の時に、どのように自らの生を刻むべきか。747年に創建され、紫式部が「源氏物語」を創作した石山寺。 918年の歴史を刻む本堂で、知の巨人たちが語る。
スピーカー
下村 博文 氏 文部科学大臣 衆議院議員
田坂 広志 氏 多摩大学大学院 教授
鷲尾 遍 氏 石山寺 座主
モデレーター
堀 義人 一般社団法人G1サミット 代表理事
グロービス経営大学院 学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
最終的に人は、いや日本人の日本人たる中で守り続けていくものと変化させていくことのコミットを日本である脈々と受け継がれてきた自然崇拝の宗教的財産の観点から日本に誇れることの導きをいただいた。
日本を元気にする経済人・政治家・学者・知識人・文化人など著名な方々などの集合によるシナジーにより高度な知識を得られる場に参加させていただいたのは大きな今後の財産となる2日間であった
一般社団法人G1サミット 代表理事である堀 義人 氏に最後に夢タオルに記載いただいた。
「可能性を信じる」
このご縁をいただいた皆様に深く感謝いたします。
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