こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
【問題】あなたはマクドナルドの原田会長(兼社長)です。このマクドナルドの「高価格バーガー」のもたらす意義をブランド戦略から分析して下さい。
朝日新聞デジタル 2013年6月18日付記事
見出し「マック高級バーガーに込めた狙いは 業績回復へ方針転換」
新商品を発表する日本マクドナルドの原田泳幸会長兼社長
の写真とともに、生田大介記者の署名記事が続きます。
以下、全文引用します。
(記事引用開始)
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日本マクドナルドは17日、夏限定で新発売するハンバーガー
2商品を発表した。
「クォーターパウンダー BLT」は単品で520 ~ 570円
(地域によって価格が違う)と、これまで発売したハンバーガー
の中で最も高い。
景気回復の兆しを受けて、「少しぜいたく」な路線で業績回復
を図る。
原田泳幸会長兼社長はこの日の会見で、
「(アベノミクス効果で)消費者の財布のひもが緩んでいる。
消費者は今までにない経験、驚きを求めており、
そこにヒットするのが今回の新商品だ」と狙いを語った。
マクドナルドは昨年、9年ぶりに売上高と営業利益が
同時に減るなど、業績が悪化。
「ビッグマック」など定番商品を値下げして一時的な売上高
を得る従来の戦略が、「結果的に商品の価値を下げてきた」
(原田氏)のが一因だ。
そこで今年から方針転換し、値下げに頼らない戦略を進める。
今回出す2商品は21日から全国約3千店のうちの268店
で先行発売し、24日から全店に広げる。
「クォーターパウンダー BLT」は、2008年秋に発売
した「クォーターパウンダー」をベースに、サンドイッチの定番
の具材であるBLT(ベーコン、レタス、トマト)を加えた。
8月下旬まで売る。
「クォーターパウンダー ハバネロトマト」は、刺激的な辛さの
「ハバネロソース」が特徴。
価格は480 ~ 520円で、7月下旬まで売る。
ただ、高価格品を増やすだけでなく、今年5月にはマックフライ
ポテト(Sサイズ)を150円に値下げするなど、
100 ~ 200円の商品も拡充した。
原田氏は「低価格路線から高価格路線への変更ではない」
と説明し、安い商品で客を集めて高い商品で利幅を得る戦略は
続けるとの考えを示した。
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(記事引用終了)
大阪での勉強会でみんなで語り合い色々な意見が飛び交い
ました。
ブランドの要素はいくつかある。
話題性。
ニュースになったことでまずは一つの成果は果たしている。
また、この勉強会の中で取り上げたことによりその意義も深い。
幾人かがマクドナルドに足を運べば成功のひとつといえよう。
二番目に新規性。
消費者の財布のひもが緩んでいるという検証が出来ていると
見切ってしまっているのが地方に住む私たち顧客には少しおかしいと
感じてしまう状態である。
数値で検証はしているとはいえ、消費者の意識はメディアの意識が
助長されているだけでバブル的要素も大いにある。
独自性の無い商品転嫁は本末転倒であり
マクドナルドの何を期待して来社していただいているかの
顧客層の笑顔が浮かばない商品作りは
行き当たりばったりの経営者と変わらないように映る。
最後に新規性
「低価格路線から高価格路線への変更ではない」
の言葉が正しければ何に対しての取り組みかが薄い内容である。
1回は買いに行くが二回目は行くであろうか・・・?
世界の味を提供していたころの方が限定の価値があり
次のわくわく感があった。
寄付バーガー。今までにない県別旅ぐるりバーガーなど
ここまでやる新規性は今までの運営を裏切る新規性であり
顧客も足しげく通うかもしれない。
ブランド意義がどこに向いているか?
出来上がったブランドをつぶす真剣さがそこにあるのなら、大絶賛の取り組みと
注力するとともに大いに見習い応援したい点が多々あると思う。
これが私の意見として回答しようと用意していたが
マーケティングのブランド戦略のプロの講師の意見は
全く別次元もものであった。
改めて原田氏の手腕を尊敬させられる。
だから、楽しい。だから、自分が進化する。
間違いも正解も無い。
意見をもって発信することで気づくのである。
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ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
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