社長は嘘をつく

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

「まず嘘をつくのは間違いなく経営者です。」と講演で語るのは
自らの体験をもとに3Sで有名な企業であられます山田製作所代表取締役
山田茂さんである。

この経営者会報ブログでもお馴染みである枚岡合金工具の古芝社長の会社見学時に
ご紹介いただいてからずいぶん経ってしまいましたがやっと山田さんに会うことができました。
本日お招きいただきました滋賀経済同友会の皆様に厚く御礼申し上げます。

なんせ、町工場の工場見学会では年間900名以上を動員される会社ですから
お会いされた方はそのでかい声に驚かれることでしょう。

講演内容はその山田さんがおっしゃる経営者の素の実体験を語られます。
これこれをやろうっと方針を言ったとしてもそれを自ら破るのは大概、経営者自らであると
言われます。

それは山田さんの大きなテーマである信頼関係を築いていく中で一番
あってはならないスタイルだと言われます。

「なんやあいつは口だけや」っという風になってはなんぼ立派なことを
口にしても従業員はついてこない。
そこに本当の信頼関係は築けないのです。

じゃあどうするか？

山田さんはそれを大阪同友会の中で深く落とし込みをかけていきます。
全機能を人を育てることに集中していかれるくだりは山田さんの真骨頂です。

整理整頓清掃、その3Sの活動を通じて自らが舵をとり本気度を見せていく中で
自らも成長していく。
そこにあるべき経営者のブレを従業員にも教わりながら成長していく素晴らしい
スタイルだと感じました。
従業員の絶大なる信頼関係が山田製作所さんの成功の秘訣なんです。

私の会社に置き換え聞き入ってました。

寺田よ。
自分は嘘を言うてへんか？
社員やパートさんを心から信頼しているか？
社員やパートさんがこの会社で働いて本当に幸せややりがいや誇りを感じてくれているか？

自分を反省する部分も大いに今日は学びました。

わが社の従業員に感謝することもあります。
2006年から開始したわが社の朝の清掃を振り返り最近感じていたのです。
当社の朝の掃除は8時45分から行ってます。

従業員と私の二人が始めた掃除でした。

だんだんと忙しくなりそれとともに
従業員は仕事が忙しいと感じた日は早朝6時30分より出勤しみんなが
朝の仕事に取り組めるよう自らが進んでやってくれてます。
それでも朝の掃除までに作業を終えることができない日もあります。

私はその作業を中断させずに自らだけで掃除を始めるのですが
いつの間にかパートさんが掃除機をかけてくださるようになり
今では多い日は4名のパートさんが朝出勤するのですが
競うように早朝早く45分に来るようになり進んで掃除をしてくださるのです。

山田さんもおしゃってましたが3Sの本質は人間つくりだと思い
行っておられます。
私も目の前の掃除の内容でなく人作りを主に感じ行ってまいりました。

それが社員が人のために早く出勤しそれを補うようにパートさんが
掃除を手伝ってくれていることにすごく皆さんに誇りを感じます。
決してまだまだ山田さんの会社のようにまた、優秀な企業さんのような
取り組みも私自身はできてませんし、自分自身が山田さんのように本気度を
従業員に見せることができておりません。

でもできることをコツコツと続けているからこそ何かが
変化していくのだと思いました。

たくさんの学びを本当にありがとうございました。

ヨタヨタやけどお気に入り！
そこまで使ってほしいタオルがあります
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