日の丸タオルプロジェクト

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

ここまで自らを追い込んででも作り上げたいという情熱を感じる人は少ないと思う。
オリンピックイヤーに生まれたことも一因であるが
職人の口から聞こえてくるのは一旦、自分がチャンスを与えれた時に
挫折してしまったことの後悔があったのだという。


今日も三重県にあるおぼろタオル社に足を運ぶと汗でぐっしょりの作業着に
作業帽を深々と下げて挨拶してくださる竹谷さんが迎えてくださった。

日の丸タオルのプリント技術の開発者である。
両面をずれずにプリントする方法をはじめ白赤の境目の色止めを経験から
完璧に近い形で私に提案してくださった。
しかし、どうしても染料プリントで行うと白場に汚染が起き
タオルを重ねるとピンクかかったタオルになってしまう・・・。

薬剤・糊・洗い・温度・レサイプなどあらゆる方法でまだ利益にも
なっていない日の丸タオルの開発に一生懸命に取り組んでくださった。

そして先月、ついにある方法にたどり着かれたといって森田さんが
我が社にタオルサンプルをもって来社された。

ある加工を行うことで汚染がほぼなくなった。
赤の濃度もさらに抑制することで白場は白いままで保てるところまで
きたのである!
そうか、その方法があったのか!という驚きであった。
私は感動してその方法でお願いするよう
お伝えした。

あとで営業の森田さんは「この方法で寺田社長にOKが出なかったらもう
諦めるしかない」と言っていたそうだ。
何度も諦めさせるほど難しい技術を要する日の丸タオル・・・。
私もこれを作り続けるといっていいのかと自問自答をする。
あらゆる覚悟をこのタオルは持っているのだと改めて思いながら・・・。

本日その方法で国旗に近い赤に統一する調整を話し合い
サンプルへのGOを出す。
いよいよ、色は先が見えてきた!

後はドビー織機ならではのヘムの問題がある。
今日は初めて製織の担当である職人が席を交えてくださり
特性を生かした方向で一致した。

世界で活躍するアスリートとサポーターを融合するスタジアムに広がるタオルを
想像して何年の歳月が流れていることであろうか・・・。

それも一人一人による職人が一緒に考えて築き上げてくださる努力があってこそだと
常から思う。
それはアスリートが日々自らを築き上げていくようなもの。
決して近道はない。

アスリートとタオルがシンクロした時にタオルから感動をもらっていただけると信じている。

簡単なモノづくりであってはならない。

そう思いながら今日も感謝する。

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