オープニングとエンディングがいつきてもおかしくない。

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

昨日、ロンドン五輪金メダリストで世界初挑戦の村田諒太選手は、同級1位のアッサン・エンダム(フランス)に1-2の判定で敗れた。

 

オープニングとエンディングがいつきてもおかしくない。
それは私はどんな業界でもスポーツに限らずどの世界でも一緒と思っている。

えー、それって世界レベルの話しじゃないの?っと呑気な鼻歌まじりに自分の世界とは関係ないと思うのはお門違いである。

常々、中小企業並びに自営業の社長にしてみれば日々世界戦と同じ苦境を経験したものなら感じるはずだ。

 

だけど社員や下手すれば安泰経営者には考えたこともないのかもしれないと最近思うこともある。(それが悪いと言っているのではないので誤解は御免ください)

 

 

公務員という不満もない世界で生きてきた中なのにプロのボクシングで過酷なタイトルに臨む村田選手の生き様に昨日世界タイトルに臨む姿で一筆描きたくなった。

 

私の中で本来昨日の試合後にブログに描きたい衝動を1日寝かせることで
冷静さに努める必要があったのも確かである。

 

それほどの試合であったから…

 

昨晩、自身の経営のいや人生の生き様に重ねてその挑戦を今治へ向かうフェリーで見届けてました。

 

アマ、プロの2つのタイトルを獲ろうという村田選手は何に突き動かされ臨むのか。

多くの方に支えられ迎えた世界タイトル戦。

 

オリンピック金メダルで驕ることなく世界線に臨む彼への存在を知っていても知らなくでも彼は自分の中で生きている!

 

そう、自分のやりたいことを徹底的にやることが生きることなのだと改めて教えてくれる。

 

人のために生きる。

誰かのため支えると思って生きる。

自分のことしか考えずに生きる。

どれも正しい。それを正しいと胸を張って言えるかどうかなのである。

 

人の評価も世間の噂も実は関係ない。

昨日の試合でナイスファイトとして船内でみんなで誰もが勝ったと試合後に歓声をあげようと彼の拳を見守っていた。

にも関わらず彼は敗れ王座奪取はならなかった…。

彼の落胆の顔をカメラが捉える。

私たちは何が起きたのかと呆然と感じる。

 

しかしレフリー並びにジャッジは手数の少なかった村田選手に微笑ませなかった。

 

数分後に勝者をたたえ笑顔で観客に応える村田選手をカメラが捉え
なんとブロはすごいのかと思う中で私はロッカールームで悔やむ彼の姿まで思い描くのだ。

そんな甘い世界でないことを彼は誰よりも感じリングに上がっているのだから…

 

試合前に残した彼の言葉。

 

オープニングとエンディングがいつきてもおかしくない。

 

彼はエンディングを迎えたのか…?

 

本人になって考えてもらいたい。

周囲が大丈夫だよと声をかけようがお前が勝っていたと言おうが耳にははいらないと想像する。

彼へのそこまでの道のりは本人しかわからないロードだから…。

 

私はいつも彼らと同じ限界のところで生きできている。

プレッシャーも社会責任も含め甘えることが日の丸タオルを扱う経営者として彼らと闘う意思を持ちながら生きてきた。

時に疲れ逃げ出したくなることも正直、ある。

 

だけどこのように報われない選手のファイトをみると自らをじし申し訳なく思い、心から彼らを尊敬するのである。

 

自分には足りない覚悟を確認しながら彼らを心から尊敬するのである。

 

しかしある意味、彼らを羨ましくも思う。

 

 

自分の中で考えていや、もしくは本能で生きられるほど幸せなことはない。

 

それはほんの一握りの人しか味わってないこと。

 

大概の人は流され生きている。

 

誰もが彷徨い生きている。

自分というのは唯一無二だから。

 

さ、自分を肯定して楽しい人生にしよう!

 

 

村田選手のエンディングはスタートして私はもう一度月並みだけど応援していきたい!

 

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