こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
深セン証取の中小企業ボードに上場するタオル大手の孚日集団。
今回の目的はこのサンビーム社との取り引きを目的に訪問している。
10000人を越える従業員。1000台以上のタオル織機。
すべてにおいて規模が桁外れである。
紡績から検品加工まで一貫生産であるタオル工場をYan Caicunさんに案内いただく。
早速紡績工場内に入り一番に驚いたのは綺麗だということ。
日本のタオルの紡績工場をすべてあわせてもこの規模には及ばないほど広大である。
日本の技術を伝授することで紡績技術も発展しているが糸からオリジナルで作成できるのが
何よりも強みである。
紡績工場が止まることなく新しい糸を作り続けているということはそれだけのタオルの需要があることを
意味している。
製織する織機は担当をいただくLi Yanさんにも加わっていただき案内いただいた。
第一工場から第4工場にまで別れてタオル織機が配備されており第一工場は日本向けタオルを占める。
クリーンな環境で日本の最先端のタオルメーカーとほぼ同じ環境になっている。
縫製・加工・刺繍工場はすべて髪の混入を防ぐため徹底した品質体勢で作業を行っておられる。
タオルのヘム縫製は人的縫製と半機械縫製と全自動のヘム縫い縫製機が担当で
行っている。
ミミ巻き縫製に関しても莫大な量のタオルを縫製していく。
刺繍ミシンの数量も国内縫製ミシンの数以上は存在している。
400万枚の国内企業の発注タオルを受け容れて加工まで一貫で行うことができるのも
中国であるからであり、日本のキャパでは納期や他社との兼ね合いもあり到底対応ができない。
莫大な枚数であったとしても厳重なる検品で1枚1枚丁寧にできる仕組みが整っている。
作業場の衛生なところは日本のメーカー以上の取り組みになっている。
従業員も明るく、日本人である私を皆さんが一緒になって親切に案内してくださり
おもてなしの姿勢が素晴らしい。
展示スペースも群を抜いてタオルの種類が豊富で日本の一流企業がこのサンビーム社でタオルを
作ろうとするのが伺える。
日本タオルメーカーと中国タオルメーカーを比較すると価格の問題がクローズアップされるが
モノヅクリのおいては差がない。
むしろ量をさばける規模、納期を遵守する体制が整っているサンビーム社は
価格以上の訴求をしてくださると確信している。
また一番気がかりだった硬水の水においても自ら水事業に参入しすべてのタオル加工において
軟水処理した水を採用しているという徹底ぶりである。
中国工場の日本の文化にあわせようと努める姿勢に敬意を表すとともに
ここの工場のタオルなら自信をもってお伝えしていけるように思える。
新たなものづくりをひとつ開始することで合意した。
今後とも良きタオル作りへお互いに切磋琢磨していけるようになれればと思います。
感謝。
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