信じて根を張れ!楕円のボールは信じるヤツの前に落ちてくる

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

先日、鋼のような筋肉質になった高1の長男と風呂に入りながら
大学ラグビーで一番強いのはどこか知っているか?
と尋ねると「帝京ちゃうん?!」と即答だった。

毎日どろだらけのユニフォームとヘッドキャップが二階の洗面所に
水を張って浸けられる。
「プロテインとマネージャーさんのおにぎりを食べてきたから晩飯は食えない。ごめん」と
母親に告げて風呂に入り込む。
女房のいら立ちがどこか微笑んでいるように見えた。

町内のラグビークラブに入った経験だけでほとんど未経験者であるが
高校で入部。ラグビーというものにいつのまにか没頭していっているように思える。

それは先輩ともチームとも楽しいということを息子の口からよく聞く。
身体がきついと漏らすこともあるが楽しいの方が勝っているようだ。
これは次に紹介する本の神髄でもあり大切な要素であるようだ。

私は勉強会のセミナーで講演者の先生が紹介していた本を
すぐさま買ってみた。
息子がラグビーをしていることもリンクしているが人間力をいかに作り上げるかに
興味があったためである。


信じて根を張れ!楕円のボールは信じるヤツの前に落ちてくる(岩出 雅之氏 )

いいタイトルである。

失礼ながら岩出氏のプロフィールを読んで栗東中学校・虎姫高校、八幡工業高校と
滋賀県になじみのある経歴を持たれていることに初めて気づいた。
あの滋賀県ラグビーで有名な八幡工業高校7年連続で花園出場へ導かれた方だったのである。

勝手に親近感を持ちながら行間を読み解いていく。

チーム作りの要素からいかに卒業し社会につなげていく人間力を養うことが
トータルで必要か、そしてそれがなぜ優勝というチームにつなげていくことが
できたのかが書かれていて読みごたえは十二分にある。

岩出氏自身も決して成功者でなくその道のりは遠回りもされ苦しみもがかれて
おられる。
しかし大切な要素はいくつかあり、
自らが変化することを受け入れたことと一緒に目的を志すスタッフを信じたことに
尽きると私は思う。

部の教育方針は大学の数だけチームの数だけさまざまである。
生徒の質も親の育て方も学校の在り方も地域性も含め一概にそろったからと
優勝はできない。

しかし部員生徒に考えさせる力を持たせる教育現場に仕上げながら
チームを信頼することや
自らが失敗を恐れず変化して責任を負いながら一線で監督をすることは
なかなかできないことであろうと思う。

それを経営者として置き換えればどうであろうか?
変革を受け入れることが出来ないのではないか・・・?

自分の正しいやり方を押し通す。
意見を先に言ってしまい方向性を固める。
根性論でチームを支配する。
エネルギーをはき違える。

往々にしてどこの現場でも多いことであろう。

岩出氏のこの本は一冊の教科書でありノンフィクションである。
多数出てくる生徒の名前の数がそのことを物語っている。

ラグビー通でなくても結果ばかり求めずとも人は目的を持てば
何かがおこるということを学びたいというならば手にしてほしい一冊である。

そして息子にこの一冊を読んでほしい。
今感じる何かがあるはずであろうから。

【タオルはまかせたろ.com】のビジネスはこのようにして誕生した!
寺田 元 処女作 好評発売中
201403091557_3.jpg
「売らない」から売れる!

ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
【タオルはまかせたろ.com】
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。