田舎×インターネット×老舗 竹虎四代目への道

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

「四代目社長様、おられますでしょうか?」
と高知県須崎市にある竹虎実店舗を訪れたのは2006年4月15日。

私がタオル業を学び始めて間もない頃です。
ネット通販で竹という商材を売っている人がいると
聞き、いてもたってもおれずアポイントもなく訪問したのです。

私は当初うつ病と化すほど商売は転機を迎えていました。
そんな中でインターネットに活路を見出そうとタオル商材に
絞り込んでサイトを立ち上げた際に
色々とホームページを閲覧していると
華々しくサイトを生き生きとした笑顔で登場していたのが竹虎4代目である山岸義浩さんのサイト「竹虎」でした。

そんな四代目山岸さんがこのたび著書を発刊されました。

田舎×インターネット×老舗 竹虎四代目への道

私が訪問する1996年に山岸さんのご商売である竹業も
転機を迎えインターネットの世界に入っていかれていたことを
如実にこの本に書かれています。

大先輩で120年の歴史をもつ竹虎四代目にして
現在の大成功の生きざまにスポットがあたりがちですが
並々ならぬご苦労があったことを知る一冊となっています。

大先輩と肩を並べる気は毛頭ございませんが
この本を読みながら私とよく似た四代目の生きざまと重なる部分が
随所に出てきます。

人生を変えたキーマンがおられる。
家業を幼き頃から見ている商売っ気。
やんちゃれくれのべっけもんながら実直で真面目。
発想力と行動力。
商品の先を見るお客様像。
続けるブログ道。

私も人生をどのように過ごしていいか迷った時期が長く
自身の著書にも記したことがあります。

そんな中、救ってくださった恩師やなりふり構わぬ行動力があったからこそ
今の会社が継続できていると思っております。

そんな恩師の一人でもある四代目山岸さんとは
山口へフグを食べに行き京都の竹林でたけのこ懐石を食べにいき
韓国へ工場見学、宮崎合宿、滋賀合宿とご一緒させていただくことも
多々あります。

いつもあの時のまま竹という文化を虎竹の文化を
ご先祖の生きざまを継いで生きておられる姿は全く変わっておられません。


今宵は16年間続けて来ておられる高知e商人塾の合宿に参加
させていただいております。
今年は私も4年続けての参加です。

熱い思いを4代目竹虎の口上を聞くことで刺激が多くあり
自らの初心の気持ちを引き締めていただけます。

あの遠い須崎の竹虎のお店に寄せていただいたことの
話をたまにさせていただきます。

何も無いところからのスタート。

あなたのその後姿を見て今がある経営者の一人です。
心から感謝いたします。

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