〈質問〉————————
人前で発表するときに、
緊張しないためになにかやっていることはありますか?
明治大学商学部 櫻井樹里さん
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櫻井さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。
私は人前に出て緊張しないことはありません。
そう、誰もが多少なりとも緊張するものですので安心ください。
緊張があることがすべてにおいて必要だということは
プロのスポーツ選手でも講演を重ねる偉大な経営者でも共通していいます。
慣れ合いの場ほど失態が多くなるものです。
緊張をしていると発表を終えた後に自らの反省も含め、準備不足だったとか
自分を見せきれなかったと思いがちです。
そう、その答えこそが大事なのです。
満足いった発表ほど次回のチャンスをつぶしてしまい
自分の以前の成功と違う達成感の無さを感じます。
極度の緊張は自身に失望を与えてしまいますが
適度な緊張が人を成長へ導いてくれます。
リングに上がるボクサーは自身を鼓舞して血を吐くトレーニングをしていても
上がる間際は逃げたくなるほど緊張するそうです。
それでも自分の力を発揮できるのはそれまでの自分を
疑いなく信じていこうとメンタルを鍛えているからです。
上手に話す必要など、闘う必要など求められていません。
自らを見せることこそが人が感動し響くのだと私は思いますが
いかがでしょうか?
私は人前で話す時は過呼吸になり逃げだしたくなるほど
上がり症です。(本当に過呼吸になどもなってしまってますが)
それでも自身の中で最近は緊張を楽しめるまでになりました。
それは発表する前に相手の空気を読むことができるように
発表される前の方の話を良く聞くことを心がけています。
発表されます先の講演者の内容。
司会者の流れ。先生の誘導。
視聴者の姿勢などをくまなく見るようにしています。
そのしぐさを枕にしてお話を始めます。
例えば話が長時間に及ぶ際は
「皆さん、疲れたでしょう。伸びをしましょう」
先に話された講演者の話に響いた箇所があれば
「皆さん、聞きましたか? 私は●●さんのこの言葉をメモしましたが
皆さんも同じではないでしょうか!」
先生が何を聞きだしてほしいかを説明されたら
「先生の言われる●●は私には到底お話できることは無理ですが
皆さんおつきあいできますか? すんません。脱線してしまいますが
それでもよろしいですか?」
仲間の発表が素晴らしかったら
「〇〇さんの後はしゃべりつらい。前座の方がよかったですな」
日本人はまじめで自分の発表に注力をします。
聞きたいのは自分の発表の前に耳を傾けてもらえる最初のユーモアと
相手が求めることへの寄り添う心を持つよう努めることが一番大事です。
長く続く発表を逆の立場で聞いてもらおうとしても
人間の能は3時間以上は持ちません。
緊張を楽しみながら周囲を見ること。
これが出来ると発表の内容以上に皆さんは
ようわかってるなっとまず耳を傾けてくださいますよ。
久米先生はそのことを一番、よくご存じだと思いますが
いかがでしょうか?
そして笑顔です。 自らが笑うと緊張が快感になっていくことでしょう。
私はもちろん、まだはにかみ笑いですのでまだまだです。
※日の丸タオルは(株)京都工芸の登録商標です
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