まだまだ野球大好き

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

昨日の日韓戦の東京五輪で侍ジャパンが横浜スタジアムで韓国と準決勝を戦い、5対2で勝利して決勝進出を決めた。

その際に生じたプレーを見ながら野球少年だった私は思わずルールブックを思い返さずにはいられなかった。

一緒に観ていた妻は試合に集中できないともっともな状況なほど白熱した試合。

そのプレーが行われた後の山田選手のタイムリーで走者一掃の3点打で勝利しているのだから要らぬことを

言いすぎず自分で調べることをしたのは正解であった。

 

そのプレーが起きたのは8回の“あるプレー”である。

1死から柳田選手が左前打で出塁すると、続く7番の近藤選手はファーストゴロ。

併殺かと思われたが、相手選手が一塁ベースを踏むことができずに近藤選手はセーフで難を逃れた。  

 

ガッカリする韓国ナインだったが、ここで近藤がフェアグラウンドにとどまっていることに気づく。

急いで近藤にタッチしてアウトをアピールしたが、その後のビデオ判定を経てもセーフの判定は変わらずに続行。

 

このシーンである。

小さい頃から少年野球から高校野球まで一貫してファーストへ駆け抜ける際はファウルグランドへ駆け抜けるよう徹底した身体が覚えるように練習をしてきている。

悪送球などの進塁ができそうな状況の際はオーバーランしながら進塁を目指しフェアグランドに行くことがあっても

駆け抜けたプレーの場合はファウルグランドに逃げるのがセオリーだと思っている。

 

ところが近藤選手はフェアグランドからゆっくりとファーストに戻る仕草をして韓国チームにタッチをされて疑問を呼んだのだ。

私はこれはアウトやろっと韓国チームの方が正しいと思ってしまいその後のタイムリーにもこのプレーがセーフとなったことで

違和感が生まれないだろうかと調べることにしたのだ。

 

すると

公認野球規則には「一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトとなる」と記載されている。つまり、近藤がフェアゾーンにいたかファウルゾーンにいたかではなく、二塁を目指す意志があったのかどうかが判定の焦点となる。

もう少しわかりやすくいうと駆け抜ける際にフェアグランドにいても問題ないということなのだ。

 

私が今まで勘違いしてルールを間違えていたことに気づいた試合となったのだ。

野球をしていて珍プレーはいくつかあるがルールを理解してプレーする選手。それをジャッジする審判団に尊敬を感じずにはいられない。

また教えてもらってありがとうと今でも野球を愛する私は心より勝利と同じ以上に感動した試合となった。

 

さあ、次回は決勝戦。

金メダル目指してチーム一丸の侍ジャパンの勇士を応援したいと思います。

 

※その状況の記事はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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