こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
SDG’sの取り組みが業界内でも進んでいます。
さまざまな環境問題に取り組みながらも商品価値とのバランスを考慮してものづくりを検討している中で
新たな素材への挑戦としてペットボトルを原料としてマテリアルリサイクル工程を経て生産されたポリエステル繊維を
使用したタオルサンプルが届きました。
このタオル1枚に使用される500mlペットボトルは2本分。
綿繊維に比べて肌あたりは滑らかで光沢もあります。(綿60%ポリ40%)
ワッフル織で仕上げたサンプルなので繊維の特徴を生かす速乾性を好む場所ではニーズがありそうな感じです。
私は長さやワッフルな組織を活用したいと思いまずはお風呂の中で身体を洗うように使用しました。
石鹸の泡立ちやすすぎも綿やナイロンと同じ感じです。
想像通り背中を洗う際の気持ちよさも感じることができました。
ただ絞るには肉厚なので質量を調整する必要があります。
洗濯1回後の収縮は大きいように思いますがこれ以上は収縮しないのかと想像されます。
(綿組織でも収縮はあります)
吸水性は洗濯してからアップしますが綿組織だけのタオルに比べると滑った肌あたりの拭き心地は否めません。
どのようなニーズがあるかさらに体感していくことにしたいと思います。