こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
コロナ禍の中でいくつかのビッグニュースが飛びこんできます。
ひとつは平成の怪物と言われた松坂大輔選手の引退のニュース。
カムバック賞を含め日本球界に復帰してからもメディアにどう報道されようと愚直に野球を愛した野球人。
イチロー選手との初対戦で3三振を奪い自信から確信に変わったという彼は甲子園から日米通じてそして侍ジャパンの優勝貢献人として愛され続けてきた投手でした。
強いハートの奥に野球小僧の顔を覗かせ多数の野球少年に大輔の名前をつけさせる憧れの選手。
今は本当にありがとうと言いたいです。
もう一名は二刀流という言葉が流行語大賞にノミネートされるほどの日本でも素晴らしい活躍をしていた大谷選手が
怪我からの復活を遂げて今季は大リーグの中でも怪物ふりを発揮し続けるスーパースターとなっています。
新聞の記事の中でも今までのストイックな野球精神論ではなく野球本来を楽しんでいることが記されています。
イチロー選手もクールにヒットを量産していたがそれでも求道者のイメージを感じたが大谷選手の野球スタイルは全くストイック性を感じないと書かれています。
野球が好き。それだけ。シンプルなんですよね。
実は仕事もなんでも好きが根底にないとワクワクすることができない。
型にはまり次へのステージがいけない。
自分の心のままに進むのに方向性は好きかどうかである。
私の好きな言葉に論語の教えで、「知・好・楽」という言葉がある。
これを知っているだけの者は、
これを愛好する者におよばない。
これを愛好する者は、これを楽しむ者におよばない。
私はここに遊をつけて
目次
知好楽遊
として遊んでいるように好きな道を進む人ほど魅了することはないと思っている。
大谷選手はまさに野球が好きで今も遊んでいる。
投げたり走ったり打ったりすべてが野球という遊びであり分析野球や型にはまった理論野球の枠にも収まらない。
子供の頃に経験した私たち野球人のままのスタイルである。
松坂投手の甲子園17回までもマウンドはこの先どんな偉大な投手が出てきてもできない規定になっているが
もう一度大谷選手はその枠をも外してくれる野球人の要素もある。
もちろん健全な精神と体力であってこそのスポーツである。
しかし魅了するスーパースターはそれを超える夢を与えてくれる。
時代が平成から令和に入り新たなスターが登場しまた一つのスターが引退していく。
記憶に残るプレーにいつも心から感動をいただく。
これがスポーツなんだと。