こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
上記写真は日常品として日々、皆さんがご使用になっている品々かと思います。
トイレットペーパーは幅約114mmロール直径120mm以下という日本産業規格でサイズが決まっています。
日本製のホルダーがどれでもあうように基準が定められているので安心してどこのメーカーのトイレットペーパーを
購入しても安心して装着できるようになっています。
これをいわゆるJIS規格というもの。
ところがタオルはフェイスタオルをとっても幅も長さもまちまちでシーンに応じてサイズが異なっています。
タオルメーカーの織機幅が獲れ高をあげるためにある程度の幅は決まっていても長さは自由自在で製織できます。
オリジナルタオルはこのようにして自由な採寸で世の中に浸透しています。
喜ばれる反面、このサイズであったらいいながなかなか市場で見つからないのでタオルソムリエへの相談も後を立ちません。
コロナ禍の中で経済産業省が数日前にマスクのJIS規格を発表されました。
品質や性能に問題がある流通を減らす目的をもって一般用マスクの規格をしていくということです。
タオル業界でも多数マスクを販売するメーカーが多くありますが
ファッションの多様性と安全・安心面の装着の使用は異なるためどこまでを原則化していけるかが
問題かもしれません。
マスクという呼び名が数年たてば新しい言葉が分離されていていることかと思います。
今やマスク無しの生活ができない世界の市場。
同じ日用品でも取り組みや規格が異なることを少し頭に入れておくことは大切かもしれませんね。