こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ユニチカトレーディング株式会社とシキボウ株式会社繊維部門が、それぞれの営業と技術両面において連携することにより、繊維素材メーカー両社の強みを生かした新たな取り組みをスタートするということをニュースで知りました。
一方昨年日東紡績社は繊維分野を撤退するという突然のニュースに驚いた。
上記紡績者は現在活動を停止しているタオルヤーンクラブに所属(ユニチカ社は脱退)している紡績社である。
当初、タオルヤーンクラブの設立の目的は世界にも通じるものづくりの価値をお互いに横の繋がりを強固にしながら
衰退していくのではなくお互いに共有していくことで発信していこうというものであった。
時代が早かったのか当初は各社ともに技術が、内部情報が漏洩してしまうことの懸念もあり積極的な意見も少ないところも
あったがそれでも3年目を過ぎたあたりで横のつながりの意識が変わってきていた感じをいただいていました。
しかし新型コロナウイルスのパンデミック以降は各社いろいろな角度からではあるが大なり小なりの打撃を受けてしまい
自社の存続に今までの経営では立ち行かない方向転換をせざるをえない選択になってきている。
紙面の中に細田社長が競争ではなく連携が必要な時代になったというお言葉がある。
時代が追いついてきたと喜ばしい。 今は闘わない、競わない、共存共栄にて日本企業の培ってきた文化を技術を連携していくことでさらなる革新を起こしていき世界へ目を向けて貢献していくことが望ましいといえる。
国内のシェアを見ているだけでは取り合いが発生してしまう。
世界へ選んでいただけるという道を連携によって深めていっていただきたい。
それはどの業界にも言える。
タオル分野にとっても同じであり、選んでいただける意味を深堀りしてこそ企業価値がある。
コロナ禍が終焉してくればタオルヤーンクラブの復活にて各社の技術を連携させて皆様に驚くような
今までにないタオルがお届けできればと夢に思う。