コットン・ピッカーとコットンストリッパー

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

綿花の生産国はインド・中国・アメリカと広大な土地で栽培されて収穫されていきます。

インドは手摘み方式で綿花を収穫している地域もありますがアメリカなどでは綿の収穫はコットン・ピッカーと呼ばれる綿収穫機(綿摘み機)で行われています。

(写真左の機械のモック)

コットン・ピッカーは綿の丸いさやを摘みとり収穫していくのに対し

コットンストリッパーは蒴cotton bollのすべてを収穫していきます。

(写真右の機械のモック)
1時間に写真の綿花俵(ミニチュア)である1俵分(約500ポンド225kg)が

収穫できるそうです。

タオルを作る紡績工程はこちら

ちなみにアメリカの紙幣ドル札は耐久性と保存性に優れている「コットンペーパー」を使用しています。

現在は、化学繊維などを混ぜ合わせて作られるのですが綿を100%使用したコットンペーパーは高級紙幣とされているそうです。

アメリカの紙幣を印刷しているのはワシントンDCとフォートワースにある造幣局だけです。

アメリカ紙幣に小さく”FW”と書かれているのはこのフォートワースで印刷されたものです。

警察はFBIの施設並みに厳重とのことで写真は一枚もないそうです。

 

綿という植物が衣類として私たちの生活を支えていますがそれ以外にも色々な形で

綿は人々にとって欠かせない存在なんですね。

綿花の花言葉は

優秀・偉大・有用

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