こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
京都大学などの入試問題を試験中にインターネットに投稿のニュース。
私は学校の授業中の試験でカンニングをしたことがあります。
親にいいように思われたい。成績がいいと思われたい。
誰もがぐらつく思春期。
私は大学受験に真剣に取り組み始めたのは最後の野球の大会が終わったあとでした。
みんなより遅れていたせいか、焦りもあったと当時は思います。
推薦入試の仲間は早くも決定していたりしたものです。
なんとか進路も決めなくちゃって。
しかし、一緒に朝早くから友達と集い、一緒に勉強することが楽しかったことも
思い出します。
塾にも何も通っていない時代。
しかしそこには学び舎をともにした友達がいました。
相談する本当の友達が・・・。
一緒に合格しようなっと。
京都産業大学の入試の時でした。
国語の試験の最中、答えが分かっているのに思い出せない場面に
出くわします・・・。
すると何気なく頭を上げたその瞬間に前の受験生の答案用紙が
見えてしまいました。
当時の受験会場は座席がだんだんと前に向かって傾斜していたので
目に入ったんですね。
その答えが私が思い出せそうで思い出せない問題の答えのところだったのです。
その答えは正解の自信がありました。
そこから、私は書くべきか、書かぬべきかという葛藤に入ってしまったのです。
当時は今回の生徒のように予備校へ通い、センター試験で不安を覚え
母親への愛情という複雑な気持ちは私は持ってませんでした。
ただ、ここで、書いてしまったら、後悔する。
そう思っていました。
それから、試験時間は過ぎ、私は産業大学の受験に失敗しました。
その後もことごとく、どこの大学の受験もダメでした。
もし産業大学の試験で回答を書いていたらっと今度はそっちのほうに
後悔しだしていたのです。
人は追い詰めらると無意識に悪いと思っていてもしてしまうことがあります。
私はあの経験が今もあり、良し悪しの判断の際に脳裏に浮かびます。
私から今回の学生やそして受験をする学生さんにお伝えすることができるのならば、
親友を持とうということ。
追い込まれる時は人生にはある。死のうだとか、逃げたいだとか、そんなときに
大丈夫!死んだらあかん。 そして次がある!必ずある。っと押してくれる仲間を持ってほしいと思います。
それから、チャンスは若いからまだまだある。ということ。
優しい人は心が折れそうな時、失敗に真正面からぶつかりすぎます。
私もそうでした。
でも、何度でもやり直せるということです。
今回のことを反省しているのなら、大きなチャンスがまだあると世間は
受け入れるようすることも大人の仕事かもしれません。
そして最後に周りと闘う前に自分と闘う方法をもっと学校やスポーツや家庭で、地域で学ぶ場を持たねばダメだということです。
パソコンの向こうからは何も自分が何ものなのかは気づかせてくれません。
自分の強い意志がなければ、合格しても社会で通用しないですからね。
角度を変えて、教育という社会の在り方。
日本はどこへ向かっているのでしょうか?
カンニングの徹底をする前に、抑制する前に、もっと大事な何かを見失いつつ
あるようです。
今、私は幸せです。
カンニングして合格していたとしたらやはり今、後悔していたでしょう。
でも、カンニングして回答を書かなかった勇気に感謝してます。
それを支えてくれた、当時の先生、家族、そして仲間に感謝してます。
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汗を拭うな!
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