こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
タオルの歴史はテリーモーションと呼ばれる機械で1887年(明治20年)に製織方法がなされていたと明記されています。
たかだか120年の歴史でございます。
それでも文明は飛躍的に進化し人々の生活を豊かにしました。
タオル工場の片隅に昔の織機を廃棄寸前のものを買取りいずれ復活させようとされているメーカーさんのところにお邪魔しました。
赤茶けたその機機にはどこか懐かしい、そして温かいものを感じました。
動いているところも実際に操作したことももちろん無いのですが、
当時はこの織機が人々の生活において必要なものであったと思うと
引き寄せられてしまったのです。
遠き幼き日に母がミシンを踏んでいる映像も浮かびました。
まだ、修理したら動くですよっと言われ、ぜひ、動かしてほしいと思いました。
この織機でしか出来ないこともあるのです。
スピードという対価。
大切な日本の風習と文化。
文明と文化。どちらも同じ位置にいてこそ豊かな暮らしだと感じます。
今は文明が走り、文化がないがしろになっているように思います。
温故知新。
色々と古織機は私に語りかけてくれたようです。
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ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
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