こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
大きな夢を未知の世界へ抱く男に是非会いたいと思い、アポもなしに練習場へ向かった。
その男は野村忠宏選手。
アトランタ五輪優勝。
2000年にシドニー五輪で2連覇を達成。
2004年アテネ五輪で柔道初の三連覇を成就した選手である。
私をこんな行動にさせるのは一体何なんであろうか・・・!
大きな夢を持つ姿に吸い寄せられるかのように、動いてしまうのだ。
出逢える保証が無いまま現地についたその瞬間、彼は向こうから歩いてこられた。
1分早くても遅くても出逢えなかった。 運命を感じずにはいられないと思った。
初対面の私に気さくに応じていただき、名刺もお渡しするのが後になりながらも
お話を伺うことができた。
アスリートとしての世界で闘う筋肉は隆々としているが、ヒザの靱帯の怪我によるリハビリは大変なものであったらしい・・・。
通常の靱帯断裂では1週間ほどで1/3の体重をかけて足を着地できるらしいが、
野村選手の手術は1ヶ月経たないとその状態にならなかったという・・・。
怪我には焦りを招きたくさんのアスリートが復帰を難しくさせるという。
野村選手はリハビリの間は目標をもたないことが目標であり、そのことが焦りを抱かなかったという。
それが怪我を克服していく大きな要因なのであろう。
そして数日前の記者会見へと繋がり、夢をロンドンにフォーカスしていく。
夢と目標。 自分の考え。人間としての弱さと向き合う姿勢。とりあえずという姿勢が嫌いで、自分はアスリートでいながら、ストイックな中に遊びが必要だと分析されている。
世界で闘う男の美学を短時間であったが、垣間見た気がする。
たくさんの応援を背中に受けて、生きる男は何を思い日々を過ごしているのか!?
深い部分は自身にしか分からないものだと思う・・・。
しかしお話をしていると野村選手のDNAの中には「あきらめる」という回路は存在しないように感じる。
優勝した暁にはこの日の丸タオルを使うと約束いただいた。
何度も握手をしてお別れをした。
ありがとうございました。 感謝。
タオルソムリエ 寺田 元
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ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
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