こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。
先日のテレビにて少し考えさせられました・・・。
三重県に住む岡本紀美さん(36)は、10歳の時の交通事故が原因で、高次脳機能障害となった。
重い記憶障害のため、ひどいときには数分前に自分が何をしていたのかも忘れてしまう。
その紀美さんが、去年春、男の子を出産。手探りの子育てが始まった。
待ちかまえていたのは、予想を超えた困難だった。
ミルクやオムツの時間を忘れてしまう。
子どもがなぜ泣いているのか理由がわからない。
そして、家族にとって大切な「思い出」を共有していくことができない・・・。
それでも紀美さんは様々な工夫で記憶を補いながら、懸命に我が子と向き合っている。
そして、それを支えているのが母親の圭子さんと夫の法之さんだ。
障害を理由にせず自立した母親になって欲しいと、温かく、そして厳しく見守ってきた。
時には激しい言葉をぶつけあいながら、家族は困難に立ち向かってきた。
そんな中で今、紀美さんと息子由聖君との間に、ある変化が芽生え始めている。
これまでなら記憶できなかった母子の楽しい思い出が、少しずつ紀美さんの中に残り始めているのだ。
家族の絆とは何なのか、子育てを続ける紀美さんと家族の姿を一年にわたって記録した。
記憶障害・出産・子育てと家族愛と勇気について数々の気付きをいただいた
番組でありました。
記憶という人間の素晴らしさ
親として・・・。
我が子が初めて笑った、自分を目で追うようになった。立った!・・・。
その記憶がなくなるんだ・・・。 覚えていない・・・。
我が子がもし・・・。
自分の息子が同じ立場になった時に自分が親として
しっかりと強い絆で見守ってあげれるだろうか・・・。
記憶が無い子供に・・・。
自分が・・・。
もし記憶障害になったときに、彼女のように強く生きられるだろうか・・・。
彼女の最後の言葉が胸に残っています。
「あんな事故がなかったらってずっと思う。 でも今は違う。
子供がいて楽しい。 これが私の人生なんだって思う」
自分をしっかりと持ちながら受け入れて生きる強さを感じてしまいました。
子供とは色々なことを教えてくれるし人を変える。
そして人間は楽しいことをすれば、必ず、脳がもう一度記憶を甦らせてくれる。
生きることは辛い。 だけど、誰にでも楽しいことを思うことは出来る。
そこに喜びや笑顔があれば、きっと生きる意味がある。
そう改めて感じました。 ありがとうございました。
普段、消えて欲しいと思うような出来事や辛いことを記憶している自分を
嫌になってしまうことがあります。
贅沢なことだと思ってしまいました・・・。
消したくても消えない記憶と覚えていたくても残らない記憶・・・。
後者の立場を考えたいい番組だったと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・