♪三日おくれの 便りをのせて
船が行く行く 波浮港~
(アンコ椿は恋の花 都はるみさん)
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。
小正月の本日も御挨拶回りとご注文の配送に各郵便局様へ伺った。
どこの局も忙しくてお客様は満員状態である。
そう言えば今年の年賀状は遅れが生じて元旦に届かず、クレームの電話が
通年の3倍だったという記事を各新聞で見た。
郵便局さんの言い訳があまりよろしくなかったのか、さらにクレームに
輪を掛けたところもある。
各紙書き方はマチマチであった。
●年末に襲った冬型気圧配置の為、便に影響が出た。
●2億枚の処理能力を持つ機械でも年末に投函されたはがきを
さばききれなかった・・・。
●アルバイトの人員不足・・・。
話しは戻るがアンコ椿は恋の花は恋のせつなさを都はるみさんが
こぶし回しもって歌い上げた名曲であるが、この時代は誰も3日遅れてても
クレームなど言わなかったであろうに・・・。
又、待つ事への女心も歌詞から読み取れたりしてなんとも言えないもんだ。
しかし現代は・・・、
日本は特にスピードが信用の第一条件であり、届くはずのものが
届かないと不安にもなるし、先様のご迷惑を考えると黙ってはいられない。
欧米では遅延するのが当然のごとく注文しても数週間待たされることも
多々ある・・・。 国民性の違いであるから仕方ない。
しかし、クレームを言う前に自問自答も必要でないかと思った。
年末ギリギリに投函した年賀状の受付は12月1日から開始している。
早めの投函を呼びかけてもこれも国民性なのかギリギリにしか行動が
移せない・・・。
せめて20日のクリスマス前に投函していようものならばこういった事態も
防げたかもしれない。
そして元旦に届いてからそして書き出すという返信型の方もたくさんいることを
知った。 年賀状の意味をはき違えている方も多い・・・。
郵便局さんは通常1月2日の集配はしてなかったのに今年は遅れているからか、
配達している学生アルバイトの姿を見かけたし年賀状もポストに入っていた。 このアルバイトの子を見ていると応援したくもなるもんだ。
郵便局さんは遅れたら謝るのみで言い訳は世間には通用しないことを
局員の方は知っている。
国民はアンコ椿の気持ちで待つ正月でもよかろうにとも思える。
これから郵便局民営化されていく中、サービスの向上と信用を掲げて
競争の時代に入る。
言い訳もクレームもない心の架け橋の郵便物であってほしいもんだ。