夕涼みに瀬田川の河川敷に家族で蛍を見たいということで
仕事も切り上げて向かった。
甚平さんに着こんだ息子達には少し河原の風は冷たく感じたかな。
ゆらゆらと揺れる蛍を追う息子は自分の小さき頃と重なる。
田舎へ帰ると河原一面にいて、かご一杯になった蛍が飛び交っていた。
それを2匹ずつかごに入れて祇園祭りで店頭で販売していた記憶もかすかに
ある。
今はやっと昔の綺麗な河原の光景に戻りつつある。
手のひらにとっては静かに離してやる子供達を見ていると妻と二人、とても
ほほえましく幸せな気持ちに満たされた。
自然のにおいにふれあうことで昔に帰る瞬間ってほんまに心がリラックスする。