昨年のあるセミナーで同じワークの席に彼はいました。
彼の熱心な目線が同じテーブルのみんなに注がれていました。
それは誰もが感じていたことでしょう。
そして彼は自分の道を進むべくコーチングとして新たに起業したのです。
その起業の報告メールは先週に来ました。
ぜひ、お会いしましょうと。
本日、久しぶりに彼に会いました。堅い握手の後、ホテルの喫茶でコーヒーを飲みながら一緒に琵琶湖を見て話し出しました。
実は僕はコーチングとはどんなことをするものなのか本でしか知識を持っていませんでした。
彼はどんなことを僕に話してくれるのだろう? っと思っていました。
2時間余り話しをするうちに彼の考え方や性格、しぐさなどから若い時の自分によく似ているなあっと思いました。
彼はコーチングとして有料でミッションするのは今までで1度だけですと言いました。 そのときに初めてコーチングした彼女からの御礼の手紙だといって見せてくれました。
「僕のテーマはクライアントに笑顔になってほしいです。そして今はクライアントと一緒に気付きを多くもって成長していきたい」と語ってくれました。
僕はコーチングしてもらうことの具体案が会うまでなかったのですが、何か見つけて彼と気付きを増やせていけないか?っと次第に考えていました。
話しをしていく中であまりにも純粋な彼が若い頃の自分に重なりあうところが多くなりました。 彼にコーチング料のことも企画や内容も聞くことなくコーチとして契約してくださいっと申し入れました。
僕が初めて社会人で契約をいただいた方の姿と当時の自分を思い出してました。
ぎこちない応対ながら僕を信じて契約いただいた方の姿を忘れることはないですし、あれから僕の経営はスタートしているのですから。
あの喜びは忘れることは出来ません。
彼にもそんな喜びを持ってほしいと思いました。
若いから純粋だから出来ることってあるんですよね。荒削りでこれから研かれていくであろう彼にその前の今だけしかない魅力に触れてみようと。
その大事な部分に携わりたいと思いました。
これから経験していくコーチングの仕事をぜひ、中途半端になるのでなくいっぱい、彼のいう笑顔に変える人を増やす人材に彼にはなってほしいと思いました。
その2番目のクライアントになることをうれしく思いました。
夕食をその後も共にしますが、契約の話しは近くの駅へ向かう途中での切り出しでした。 相手に合わせることを考えている中でどこで正式な申し込みを話したらいいのかのタイミングがなかったのかのように思えました。 提示された金額は僕の収入からいくと勇気のいる金額でしたが、それ以上の気付きを彼から受けると共に彼に次のステップにあがってもらいたいとためらいなく思いました。
誰でも最初に通る道。 そこから自信をつけてほしいです。
新鮮なコーチに出逢えたのも大きなご縁です。 偉大なコーチになってほしい。
この社長ブログにあっては僕が彼の立場なんであろうと。 皆さんと一緒の立場に立って発言するのはまだまだ、未熟な知識と教養と経験です。 恥ずかしいことも多々あります。 しかし、その場を与えていただいていることにも感謝してしています。 ここの場で成長していきたいと思っています。 何事も動かないと駄目ですから。