こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
マーリンズのイチロー外野手が15日(日本時間16日)の敵地パドレス戦で
日米通算4257安打(NPB1278本、MLB2979安打)とし、
ピート・ローズの歴代最多安打記録(4256安打)を抜き去った。 と
日本人として野球ファンとして経験者として称賛を贈りたい。
私はことあるごとにイチロー選手を経営者目線でみてはこのブログに
記載してきた。
リスペクトと感謝の気持ちを込めて。
彼のふるまい、言霊、野球への姿勢、道具の手入れ、食事から健康管理、
すべてが一流であるがゆえにたくさんの勇気と感動をいただいた。
40歳を越えさらなる高みをもとめ純粋に野球が大好きという探求心をもって
日々、プレーしている姿勢は日米を越えて評価されている。
大記録を達成したという周囲の喜びの中にインタビューに答えている
イチロー選手をふと今までと違う目線で感じてしまった一文があった。
「3年間ちょっとしんどかったですね。ヤンキースにいった2年目、3年目。マイアミの1年目、去年ですね。
この3年間はちょっときつかったですね。
もちろんリズムが明らかに変わった時期ではあったということが大きかったと思いますけど。
まあでも長い時間やってたら3年くらいはちょっと許してっていう感じですかね。 」
彼の口から出た本音であろう。
私は日本へ戻りいずれは日本球界の指揮をとってくださると願っている。
その反面、一流のプレーをしてきた彼が、普段の健康管理も道具の手入れもしない
同じプロ野球の選手に際して、どう指導していくのだろうかと経営者として考えたことが
ある。
はがゆい気持ちで自らが高みにいってしまったことを同じように指導しても
プレーヤーは様々な性質があるから指揮官が偉大であればあるほどつぶれていく
選手もいるのではないかと思ったこともある。
彼は自分の生き方をどう指導するのであろうかと。
完璧なまでの生き様をマネさせて二世の選手を作ろうとしていくのだろうかと。
しかし彼も完全ではなかったことをインタビューで伝えている。
それが先ほどの一文である。
自らの弱さもすべて受け容れるまでの許容力がある。
それを経験としてとらえ動かぬ事実と認める姿勢がある。
これが指導者には大切な要素と私は思う。
間違いがあってはならないのは自分は自分であり
他人を変えられないということ。
それを如何に自分のもつべきことを理解できるように伝えるかと言うこと。
伝えられたものはそれを素直に受け止め自分のやり方にできるかということである。
イチロー選手の試合以外の語録も本当に参考になり
人間味が出ると賛辞を送ることばかりである。
本当に偉業を心から祝福し、同じ世代に生きていることと現役でプレーを見させていただいいていることを
幸せに思います。
感謝。
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