松井造船所 和船を作る

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

遠い昔、びわ湖のほとりに湖族がいた。
堅田の市制が堺と同じく織田信長の時代に行えたのもこの地が特別な場所であったからである。


二代目松井造船所の社長と三代目の息子さんに会いに行った。
びわ湖で和船を作り続ける唯一の造船所である。


一歩工場に入ると杉とヒノキに囲まれた職人の聖地が広がる。


のこぎり音を響かせて舟板を作るときは新たな息吹を吹き込む時だと言う。
間違えたサイズになると命取りである。
適した木がない時は山に入ることもあると。


和船専用の釘を見せていただいた。
この釘を作る職人もいなくなり現在は釘も自ら作るそうだ。


数々の歴代の和船の模型を見せていただいた。
船は昔から図面が無い。それは城作りと一緒で漏れては困る情報であるため
図面ではなく脈々と職人が引き継いでモノヅクリをしてきた歴史がある。
だから途絶えた瞬間にその伝統が廃れてしまう。


外に出ると湖面から打ちあがった船が情緒ある姿でびわ湖を眺めている。
いつの時代に作られた舟であろうか・・・。


お願いして船頭に立たせていただいた。
このびわ湖の上での商人がどのような思いで活動していたのだろう・・・。


じいちゃんが始めた造船所。 息子にこの仕事を継がせていいのかと迷う父の姿もある。


歴史館や他県への船需要もある。やり方さえあればまだまだ活用できる。


しかし船は外的要因である桟橋や免許、停泊所も含め様々な管理の面で複雑であり
職人の気持ちだけで作ることはできない。

新たなチャネルに何かを組み合わせることを今後していきたいと思う。
ご案内ありがとうございました。

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