怪我とベンチ

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

先週の三連休は子供達は水球の試合で早朝から大阪に通っていた。
最終日だけ時間を作り応援に駆け付けた。

他の倶楽部チームに比べ練習量も少なければプールの使用時間も限られている。
明らかにチームとしての試合に勝つという意識は少ない。

そんな中、先生もボランティアでずっと付き添い子供達の環境を整え
指導を熱心にしてくださっている。
勝つということよりも大切なチームワークや思いやり、そして相手チームのプレーを
たたえ、時には厳しい声でゲキを飛ばし一緒になってスポーツを愛しておられるのが
伝わってくる。

第一試合を終え、フル出場をしていた次男が相手選手と接触した際に
手を負傷して治療しているのが観客席から見受けられた。
今まで怪我をしたことのない次男であり多少の傷みも耐えられる性格なので
よっぽど痛かったのであろう。
テーピングを巻いたまま私のいる場所へ来て脱臼の恐れがあるので
病院へ行くように指示が来たようだった。

そのまま救急で病院に向かいレントゲンを撮ったが大事には至らず
そのままシップをして治療を終えた。

大丈夫と分かればすぐにでもみんなの元に戻りたいと次男は
言った。

そして一緒にプールに入れなくてもベンチにいたいという気持ちになっていたのだ。

チームメイトに迎えられ次の試合が始まった。
ベンチスタートの次男は大きな声で仲間を応援している。

それに応えるようにいつもは点差が開く試合が接戦となり
同点でタイムアップとなった。PK線である。
5人のうち先にゴールした方が勝ちだ。

いつの間にか次男はシップを外し5番目の選手として
入水しようとしていた。

私の方を向き、手で大きく丸を描き「入っていいか?」っと聞いている。
もちろん、「ノー!」と合図を送った。
しかし先生も血が頭に上っていたのであろう。
次男にいけるか?っと訪ねているのでもう一度スタンドの私の方を見たかと
思うとそばにいた女房が「OK!」のサインを出していた。

お母さん方の毎日毎日見たきた思いと私の選手生命を考えての思いは
ズレが発生したようだ。

次男は入水する決意を持って試合に望んだ。

結果は最初の選手が見事ゴールを決め息子のチームが勝利して終了した。

普段はレギュラーとし戦う立場であった次男が補欠になったことで学んだこと・・・。

補欠ベンチにいた選手が初めて兄弟で試合をしたという事実と
自分が補欠の気持ちが少し分かったようで試合への情熱もふくらんだようである。
仲間へのおもいやりもふくらみ、怪我の功名という素晴らしい時間を
過ごした結果、スポーツの本質を少しは感じたに違いない。

スポーツは勝つための競技である以上に人間を成長させてくれると
いつも思う。

まもなくソチのオリンピックが始まる。
そこから生まれる感動はすごいことであろう。

心からスポーツを愛して止まない。

日の丸タオルで応援しよう。

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