こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
私はいつも運がいい男だと感じて生かしていただいています。
こんなに早く御礼が言える場が与えられるとは思いもしませんでした。
日本生命さんの小池さんのお誘いで岡田武史氏講演会にお招きいただきました。
弊社は日の丸タオルを文部科学大臣を通じて直接南アフリカの現地に監督はじめ
選手全員に届けてくださり、ご使用いただいた経緯がございます。
まさに今回は感謝の気持ちを述べる機会を与えていただいたのです。
マイクを拝借して直接岡田氏に御礼を申し上げました。
日の丸タオルを見せるとあのタオルの方かと感歎いただき、会場からは
拍手もいただきながらご披露させていただきました。
「川端大臣から授かり今も使用しています。家族も使ってます。ありがとうございます」っと
岡田さんに直々に御礼を言っていただきまして感無量でございます。
サッカーワールドカップ日本人監督を経験したのはたった一人であります。
指導者としてそして自分との葛藤とプレッシャーを持ち続け、理屈で選手を
動かし続けた岡田武史元監督。
前監督のオムシ氏がお倒れになられて、引き継ぎをされた後の自身の決意と
心の動きを滋賀県で開催された講演会でお話いただきました。
心に響く言葉がいくつかありました。
それは経営者としても同じことに通じることでした。
いくつか抜粋して紹介させていただきます。
●指導者として限界を感じるとき
解説:限界を感じる時があり様々な経営セミナーや座禅・心理学・気孔にまで学を深め自分の本当にやりたいことは何かを探す日々を過ごした。その中で答えを得ることは結局できなかった。 指導者として何をするべきなのか?指導者として秘密のキーを探すがなかなか見つかるもでない。
しかし気づけば手のひらにあったりしている。
●腹をくくる
解説:なんとか乗り越えられるだろうと引き継ぎ任された仕事で失敗をする。
そして反省をしていて、また、同じ失敗をしていた自分がいた。その時に腹をくくっていなかったのだと。
岡田氏の中ではバーレーン戦が大きなポイントであったという。ここで開き直ったことがよかったという。
開き直るということは言葉にすると違う意味でとらえられがちだがとても
重要である。
●監督の仕事は決断だけだ。
解説:日本代表の監督を務める。様々な場面において
決断をしないといけない。それも答えのないことを決断しないといけない。
マスコミにも選手にもファンにも日本をも敵に回す決断をする。
しかし、その決断はすべて自身のカンのみである。
こいつに嫌われようがマスコミに叩かれるだろうかなどと考えているとカンは
当たらない。無心でやると当たる。この無心が難しい。
●どん底をどれだけ知っているかだ。
解説:どん底を知っていると人間は強い。屈辱をファンからも受けた。
批判もたくさんあった。 しかし完全に吹っ切れた。そして命がけでやろうと
決心した。そして完全に開き直る。すると遺伝子にスイッチが入った感覚が出来る。今の世の中では豊かすぎてこのスイッチが入らない若人も多い。
どん底を知っていると人は強い。
●若者に目標を作れと
解説:本大会でベスト4の目標を置く。
やれといわれてやりました。 よばれたからきました。
破れたので代表チームから自分のチームに戻ります。
これではチームは一丸にならない。目標とフィロソフィーが必要だと感じた。
目標は持つと10倍以上の意味がある。
目標目標というだけでは意味が無い、本気にさせることが大事である。
ねーちゃんと遊んでいていけるか? その練習でいけるか・・・?
こと細かく意識させることをしていく。全員が本気で目標を目指すことで一致したのがあのチームである。
●エンジョイ
解説:今まで任されたチームで必ずフィロソフィーの中にあげてきたのがエンジョイである。 究極のエンジョイは自分のリスクを侵すことである。
ミスを恐れ試合をしてもそれは本当のエンジョイでない。他人の金でばくちをしても自分にリスクがないのと同じである。本当のエンジョイをすると喜びがある。
●育てることは出来ない
解説:育てて欲しいという考え方や人任せの指導を頼む人が多いがそれは
間違いである。そんなに人は簡単に変えることはできない。
本人が本気で変える気がないと絶対に変わらないのである。自分で変えるしかないのである。 指導者は持っているものを引き出してやるしか出来ない。
彼らにはビジョンを示し、信頼して気づかせてやったのだと。
●勝負の神様は細部に宿る
解説:よく岡田さんが言っておられる言葉である。
運はどこでも流れている。つかみ損ねるのは嫌だといつも思っている。
運をつかむのがお前がたった1回あきらめかけたキックしただけで運が逃げる。
そのような小さなことが負けにつながるのだと。今できることに集中する。それしかない。今足下にあることをやることが大事である。先のことを心配してやらないのは大嫌いである。 今やることしかやらない。
偶然素晴らしいチームになったが、必死になってやっていたから最後に神様がご褒美をくれたのだと。
岡田氏の話は延々と聞いていたい内容でありました。
本当にお会いできたことを感謝いたします。
ありがとうございました。
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※日の丸タオルは(株)京都工芸の登録商標です
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