こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
今治タオルの特徴は糸染めと晒しに特徴があります。
先染先晒という言い方をしますが、その工程は大がかりなものであります。
私の横にあるソフト巻の糸。 私の手にもっているコーンが大きな穴が開いているのが
見て取れるでしょうか?
ここの染料が浸透し色染めが行われるのです。
右手後ろ側が元来のきなりの色をしています。
通常、色染めをするのに皆さんは直接きなり→カラーと
考えられるようですが、実際はきなり→白→カラーと
染め上げる工程を行うのです。
私の左手後ろ側が白に染め上がった状態です。
おおがなりなキャリアにかけて糸染めを行います。
これで600キロです。
このような染色用釜で精錬漂白されます。
この工程が綿糸の具合を操作しますので大切な工程となります。
キャリアに掛けるサイズによって釜の大きさが相違します。
白く染めた後にご指定の色をレサイプ(調合)して再度染色釜で染め上がるのです。
この染め上がった糸をさらに次のタオル織機に掛けるまでもう一度
リワインドといって糸を巻き上げる作業を行うのです。
タオル織機にかかるまでの工程だけでも無数の時間と手間暇を要します。
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・