中国青島タオル工場見学 百源社

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

中国青島より高密へ移動しタオル工場を見学させていただいてきました。
まずは最初に訪問したのが百源社。


経理の張さん(写真左)と李さん(右)にご案内いただきました。


広大な敷地の中にタオルを作成する紡績以外の工程を一環生産で行っておられます。


シャトル織機は600台。
織機の間隔は人が一人通れる幅でビームの積み替えなども人力で行っておられます。


空調管理はなく湿度を保つために床に水がまいてあります。


お世辞にも作業環境がいいとは言えませんが若い職人さんが笑顔でもくもくと
仕事をこなしておられます。

主に日本製の温泉宿のタオルや粗品・記念品タオルの平地用のプリント生地などを
専門に製織されてます。


糸の糊付けの工程は蒸し風呂のような暑さでした。
本日高蜜地域は気温35度でしたのでここは以上に暑かったです。


クレールでの環境も風綿が舞う環境で職人はマスクをつけての作業となります。


設備自体も古く清掃の概念はなさそうです。


プリント加工場には山のタオルがあります。


人海戦術ですが手際よくタオルを設置してプリント代に流していきます。
中柄プリントは8色までプリント対応可能です。
1時間で約500枚フェイスタオルをプリントしていきます。


平地プリントもほぼ手作業。
こちらも1時間で500枚は仕上げていきますので相当な仕事量でプリントされています。


乾かすのは同じ室内で自然乾燥が主流です。
竹の棒にかけて干しておられました。


縫製・袋入れ・検品の作業場も広いですね。


タオルに埋もれるように大量の加工をこなしておられる姿は圧巻です。


にーはお、日本が来ました。一緒に写真を撮ってくださいと
いうと微笑んで皆さん応じてくださいました。
ありがとうございます。


精錬漂白の作業員はほとんど男性で力仕事で暑いです。


汚水施設も見せていただきました。


日本向けの価格の安価なタオルはこのような工場でないと日本のタオル産地での工場では
ロットも含め価格を調整することは困難です。

安いタオルを求める日本国内での需要がある限り、ここでのタオル作りはまだまだ発展しそうですが
価格競争は逃れることはできません。

旧シャトル織機を順次れピア織機に今後変えていき効率をあげる取り組みをされるそうです。

親切にご案内いただきましたことを深く感謝申しあげます。

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