こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
法人化10年を機にタオルリポート社さんが弊社のあゆみを掲載くださった。感謝です。
2005年、初めて今治を訪れた。タオルのことを全く知らない私を1件1件、タオルを作る工場を見学に連れて行ってくださった縫製工場の社長さんがおられた。
当時、疲弊する工場の姿ではなくタオルを作る皆さんはイキイキされていた。
にも関わらず翌年は1件また次の年は1件と閉鎖していく工場・・・。
なんとかできないだろうか?と考えるようになり作業員の現場の姿をインターネットサイトで公開するようにしていくことにした。
あの頃は今治タオルのジャパンプロジェクトが始まりだした頃でタオルソムリエの試験が翌年スタートする。
一回目の試験に落ちたが今治タオルブランド推進委員会の皆さんの応援もあって二回目の試験で合格。
産地でもない滋賀県での取得第1号となれた。
今や2000人を越すタオルソムリエさんにも新しく合格された方に会うと
「寺田さんのサイト【タオルはまかせたろ.com】を見て試験勉強に役立てました」とお礼を言われることもしばしばである。
全ては産地の良さを知ってほしいという願いから発信したことがタオルの売り上げにつながり
タオルソムリエの皆さんのお役にも立てていることが嬉しい。
今や弊社のタオル関連の企業の連携工場は70社を越える。
産地を問わずタオルソムリエとして消費者と生産者をつなげるエバンジェリスト(伝道師)として活動している。
それは「売りたいタオルを売るのではなくお客様の求めるタオルを提案してあげてください」と当時あるタオルメーカーの社長さんより言われたことを今も凡事徹底しているからだ。
かたわらタオルソムリエクラブオフ会を企画しながら横のつながりを保つ活動もする。
縦割りの情報でなく横のつながりでタオルのことを語ることで新しい商品が生まれる可能性や情報交換による
タオルソムリエとしての役目を確認しあうことにしている。
消費者からは家庭で不要になったタオルをリユースタオルとして引き取り被災地や施設へタオルの第二の人生の活躍の場へとつなげている運動もする。
新品でなくても役立てるニーズがこれほどあるのかと驚く。
新たに川上にあたる紡績工場が集うタオルヤーンクラブにもタオルソムリエとして参加させてもらいながら
川下から川上までの精通を担う。
そこには川下からしか見えないニーズがあるからと思い、また糸のことを知りたいという気持ちも強かったからだ。
シェアは日本だけでなく海外で使用される際に日本のタオルが喜んでいただける環境も知る上で
海外までも視察に出かける。
タオルの業界が私の人生を変えてくれた。
タオルに携わる方がとても優しかったことを今も忘れない。
だからこそ今もタオル業界のイベントには必ずや出席して御礼を伝えにいく。
産地にも年数回お礼参りとして生産者の元へ挨拶に行く。
数社ずつしか回れないが、営業担当や経営者へのありきたりの手土産でなく
作り手の工場の皆さんにお土産を持って行き、手書きの感謝の手紙を添えて渡す。
作り手がいてくださるから私達小売りはタオルをお届けできる。
御礼をお客様に言われることがあるがそれは気張ってはる工場のおばちゃん、おっちゃんが毎日毎日タオルと向き合ってくださっているからだ。
お礼が言いたいとご挨拶に回るのは自然なことだ。
泉州や今治の展示会や勉強会の年間行事は欠かさずフル参加をしてメディア並みの参加率。
研修会では同じ講演を3度も聞きに来られるので話しづらいとも言われることがしばしば。
現在も後継者を育て、作業員が地方でも増加して日本の産地に根付いた日本のタオル文化を継承していく取り組みになるよう今日もタオルにアンテナをはって発信している。
2016年6月が決算で法人化して10期を迎えた。11期目の新しい取り組みもご期待いただきたい。
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