〈質問〉—————————————————-
黒字倒産もあり得るいま、資金繰りに困ったらどうしますか?
(明治大学商学部 松崎 進さん)
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松崎 進さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。
祖父さまがご商売をされていたということで、お聞きになったことが
多いかと思いますが、経営者には絶えず、カネとヒトが永遠のテーマだということです。
私も大きく資金繰りに苦労した時があります。
おカネに対してひとつ私の中で決めていることがあります。
松崎さんが起業をされると考えておられるなら、身内からカネを借りないことです。
そして、親友や仲間から借りないことです。
資金繰りに困っても一切、身内を巻き込まないことです。
私の周りで相談を受ける中でいつも感じており、自分ではしないように
しようと心がけていることです。
身内を巻き込んでもお客様も喜んでくれません。
苦しい時ほど大海原に出る自信と覚悟をもってほしいと思います。
ただ、ベタな波で出航しても、大きな嵐が起きても、誠実な経営を示していれば応援してくれる船員は増えます。
それは借りるという行為でなく投資となっている船員となります。
そこで、舵を斬る際に間違ってはいけないことはその船がどれくらいの大きさかってことです。
身の丈以上の経営をしてしまうといけないということです。
一緒に沈没してしまっては、何をしているか分かりません。
黒字倒産はそんなものです。
身の丈を如何に知り得るかは、自分の舵をきる経営手腕によります。
鳥の眼で虫の眼でそして自分の目線で商売を見て欲しいと思います。
私も大きなチャンスや失態があったときに、いつも身の丈の判断をするよう
心がけております。
何のために働いているのか?
そこが大切だと思います。
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