〈質問〉—————————————————-
経営者のみなさんがお考えになる優秀な人材とは、
どのような人ですか?
(明治大学経済学部 吉田宗篤さん)
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吉田宗篤さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。
吉田さんからは、「これからの世の中、語学・資格がないといけないという
意見を聞きますが、私は夢や目標に向かって頑張っている人が優秀なのではないかと思います」とご自身の意見も添えていただきました。
ありがとうございます。
なるほど
夢や目標をもつということも大切な部分だと私も思います。
さらに突き詰めていけば、その夢や目標を叶えてあげられる経営者が優秀だということでしょうか?
そうとも限りません。
人は優秀な人を見ると、私もこの部分は優秀だからそばにいれば、さらに優秀になれると錯覚するようです。
先回元サッカー代表の岡田監督にお話をお伺いしたときに、出てきた言葉を
思い出します。
「選手に指導することなど何も無い。 気づきを与えるだけで、人を変えてやることは
出来ない。 自分が本気で変わる(優秀になる)と思うことが大切だ。」っと。
優秀な人を育てるには、如何に得意分野を見つけ出し、背中を押して差し上げるかが重要だと常々思っております。
この職場環境が悪いだけで、場所が変わり、背中の押し方を変えてみると
新しい環境ではだめなレッテルの人も優秀な人材と思われることもしばしばでしょう。
優秀な人材を探すのでなく、私たちのような小さい会社では、その方の
優秀な部分を磨き上げるお手伝いをすることで最高のパートナーとなっていくのです。
問題は絶えず、こちらにあるのです。
優秀な人のそばに優秀な人がよる仕組みは双方にあったのです。
吉田さんがおっしゃるように語学・資格といった表看板だけが優秀と感じている企業は、顔をみない脳みそとパートナーを組んでいくことで企業成長を考えていきます。
脳みそを求められいる間はいいですが、いざ人と接する仕事を求められると、すぐに退職してしまう道を選び、優秀の質とやらを考えさせられます。
けど、夢や目標ばかり語る人材も他力本願で自分磨きをしないとなれば、企業は求めようとしません。
夢を応援したいという人間力を惚れ込まれると、色々なスイッチを社会は押して
くれようとします。
もう一度書きますが、
優秀かどうかは相思相愛の中にはぐくまれるものだと感じます。
そして自分が変わろうと気づくことが大事だということ。
あせらず、長く人とつきあえることが今は大切な世の中かもしれませんね。
今日も自分を見つめ直す時間をいただきました。
ありがとうございました。
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