『君を幸せにする会社』

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

『君を幸せにする会社』の著書である公認会計士天野敦之さんよりご質問をいただきました。　

オフ会の席ではお話をさせていただき、近日著書が出ることもお話いただいており、興味深く会話させていただいたのが記憶に新しい限りでございます。

発刊おめでとうございます！

昨日は東京でのイベントには参加出来ませんでしたが、白熱した内容だったと

想像しております。

ご質問ありがとうございます。

一緒になって考えていきたいと思います。

＜質問５＞

私は人を幸せにする価値を生み出すからこそ、会社は利益を得られると考えて

いますが、世の中には、人の幸せを考えるよりも目先の利益、という会社が多

いのが現実です。そうした会社が、今回の金融危機で行き詰まることによって、

人を幸せにする価値を創造することの大切さに気づく人が増えると思っていま

すが、この幸せと利益の関係について、ご意見を聞かせて下さい。

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　目先の利益を見てしまうのは、会社の構造が上から目線で全て部下に降りてきている企業にありがちだと商談先や仕入れ先から感じることがあります。

そのような環境下での方々を見ていると仕事が大変つまらないように、視線も下を向いているように感じますね。

企業の管理職の考え方がそうでない場合は、部下がはつらつとしていて、お客様の目線で、お話をお伺いすることもあり、いい会社の空気だなと思います。

　幸せになるために利益を求めるのでなく、幸せは感じるものでありますから、利益は感じた瞬間に生まれると私は思っています。　幸せを感じておられる方に接するとそこに価格を載せることができるのですのにね。

＜質問６＞

社員の幸せやお客様の幸せが大切だとわかっていても、これだけ経済が悪化し

てくると、そんな悠長なことは言っていられないという会社も多くなると思い

ます。私はこんなときだからこそ、従来の考え方を転換させなければならない

と思いますが、この点についてはどう思われますか。

　　↓

　一番近い方を幸せに感じるよう心がける基本がぶれると、お客様にきれい事を言おうが、業績悪化の原因となっていくと思っています。

　

信頼をお寄せ頂くのは商品でも価格でもなければ、企業の器でもない。

　日々の家族や社員や近隣の方々や仕入れ先を大切に思う心。

又、通勤時に出逢う店員さんにしっかりと人間として元気な気持ちいい挨拶で接すること。　他人さんに優しくされた時にしっかりと御礼を言えること。

その積み重ねが大事だと心得ております。

そうすることによってお客様への本当の意識も目線も繋がっていくのではないでしょうか・・・。

＜質問７＞

現代の社会では、人の幸せを考える余裕を与えず、奪い合いや競争を促進する

ような様々な仕組みや雰囲気がありますが、そうしたなかで自分の信念を貫く

にはどうしたらいいでしょうか。

　

　　　　↓

　現代の教育で、競争をすることを学ぶ場が従来と土俵が違っているように思われます。

みんな右にならえでは人は家畜と同じです。　競争心があって、そこから生きる活力もみなぎるもんで、競争は必要なことだと考えています。

競争は奪い合いでなく、高めあいだということをはき違えると、お互いに憎悪が深まり幸せの真逆に進んでしまいます。

自身が奪い合い成功を収めて、心から永久に笑って、相手に誇らしげに思い続けることが出来るでしょうか・・・。　相手にも生活があるということを思わずして、お客様を思えるでしょうか・・・。

人の成功は羨ましいものです。　誰もが隣の芝生は青く見えるもんです。

同じパイを取り合う前に、違う角度で物事をみるよう、いつも持つようにしています。　さすれば、競争しながらもお互いが満足のいく方向へ世の中が進むと信念をもって、経営をしております。

まだまだ、不十分ではございますが、ご指導いただけましたら幸いです。

また、お会いできますことを心より楽しみにしております。

ありがとうございました。

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