<質問>
「いじめ」は子どもの世界だけでなく、職場にも存在することと思います。
何か具体的な対策をとっていらっしゃいますか。
(読売新聞東京本社 小池俊幸さん)
小池俊幸さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。
読売新聞東京本社さんの記者の方でしょうか?
毎日、目にするこの現実のいじめの内容はどのようにうつっておられんでしょうかね・・・。
メディアが落ち着くと自殺が減るとも聞きます。
問題が色々な角度から複雑に入り交じるこの質問に一緒に考えさせていただきたく思います。
職場の中でも険悪な雰囲気になると角が立ち陰湿な言葉の暴力があることは
事実です。
あっ。まずかったかな・・・っと思うこともありますが、言った本人が自覚しているので深い傷にならないよう会話の中で和解していってます。
子供社会でもそうですが、認められたい自己の存在の訴え方が苦手な方は会社でも上手に出せないので、
間違ったとらえられ方をされてしまいます。
そこに共通する仲間内の会話が始まってしまうといじめの原因になっていきます。
常々、マイナス的なことは語らないことを心がけるよう努めています。
相手のいいところ褒める人が中にいますよね。
決して悪口には顔をつっこまない人。
人をけなすのはたやすい。 けど、けなして優位に思っても心が貧しいと
自分に返ることは分かっている。 でもけなす習慣が身に付いていると
けなしてしまう・・・。悪循環になる。
私はこのブログ内でもずっと心がけていることがあります。
それは各会社様はもとよりタレントさんであろうと著名人の方であろうと
呼び捨てはしないようにしています。
タモリと言わない。 タモリさんです。
イチローとは言わない。 イチロー選手です。
ミスチルなどの愛称などは別にしてそのようにお書きするし、そのようにお話します。
その方にさんつけすると不思議と悪口は言えないんです。
そして親しくなると思いっきり呼び捨てします。愛着をもって!
その人と心まで通うとそうします。
私を理解してくれるとそうします。
そんな間柄にはいじめ的な発想はお互いないですもんね。
20名を越える職場になると急にギスギスとベクトルが見えなくなり
指示が伝わらずに乱れたと先回のIT百選の講演で聴きました。
目に見えないところでの心の統一が乱れると必ず、ねたみそねみのいじめに展開してしまうんですね。
どうするべきかは悩みます。
そしてもうひとつ。
子供さんがおられる場合はそれに耐えることも出来る強い心を
子供さんに養っていただくように指示したいです。
今の子供も新卒の方のフレッシュマンも怒られることになれていない。
人と話すことも慣れていないから自分を表現できないことも多い。
怒られたらどうしていいか分からない。
怒る叱るは別ですが、判断出来ないで指導する職場も多い中、やはり怒られることもあることを教えていかねばと思います。
凹みますが、それを切り替える能力があるものが結局は強いですから。
社員の家庭までも思ってあげられる環境の間は考えていってあげたいと思います。
社員も家族に近いですからね・・・。
成績重視の会社の中で中傷的な感情をもつのも人間です。
そこに深いいじめはいけないですが、いじめと上手に向き合う大人としての
心を持つようにしむけるのも必要ではないでしょうか。
あまり上手に書けませんでしたが、小池さんをはじめ皆さんのご意見も頂戴したいと思います。
ありがとうございました。