こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。
明治大学商学部CB講座 成田 雄一郎さん、よろしくお願いします!
>将来、自分が親という立場になった時
>自分の子供には、どのような職業についてもらいたいですか?
>自分のような経営者になってもらいたいですか?
>それとも自分とは違った職業ですか?
↓
ご質問ありがとうございます!
一緒に考えていきたいと思います。
成田さんの親はどのようなお仕事をされているんでしょうか?
僕の親は自営業で商売人でした。 小さい時から配達に乗せていってもらっては公園で遊んでもらってましたね。
大学を卒業するころにはサラリーマンで社会の視野を広げたいという意識が
強かったので、自営業の親父の後を継ぐことは全くといっていいほど考えていませんでした。
しかし、サラリーマンとして商社に勤務していて、肌で自営業の商売人の感覚が仲間と違うことに気づきます。
何気なく一緒に配達について行き、背中を見て育ったとはこの事をいうのか!って感じです。
商材を売らずに又、数字を計算せずに自分をさらけ出すことが身に付いておりました。
訳あって僕は親父の後を継ぐことになりますが、親父も後を継ぐなどと本当に思っていなかったので1代で終わるつもりでいたみたいです。
「院政」(後詳細)という現代の言葉の使われ方がありますが、親父はこの院政を全くしませんでした。
どこの商売(会社)も親が実権を譲った後も口を出してやり方や方向性や考え方などを指示してしまい、古い固執にとらわれてしまいがちです。そして衰退していくところがあります。 新たなチャレンジの芽を伸ばすことができないことが多々あるのですが、うちの場合は即、隠居してしまい、一切、口を出さずにいました。(これも一長一短ですが・・・)
そう、背中を見せただけなのです! 自然と学ばせたのですね。
子供への職業は親が決める必要はないと思います。
でも背中を見せてやることは大事だと思います。 大きな漠然とした表現ですが・・・。
それが自営業でなくても親の存在は大事だと思います。
子供は信用されることが一番で、親が指示しても反発するだけでしょうから。
この信用したることが難しいんですがね・・・。
自分のような経営者になってほしいかって?
自分のような出逢いの多い経営者にはなってほしいですかね。
出逢いは大事です。
その中で自分に合った生き方の出来る経営者になってほしいと思います。
「院政」とは、名目上実権を持たない地位について実質的な権力を行使することにより、権力行使に伴う法的・道義的責任を回避することを主目的としており、歴史上の院政とは本質的に異なる。