妻は以前、京セラで勤務しておりました。
結婚する前の年の1年間は稲盛会長様の身近な部署にてその存在を
感じておりました。
結婚祝いにいただいた贈り物は家宝であることは当然のことでございます。
京セラフィロソフィーは素晴らしいものでその実直な稲盛会長様の創立時からの
想いがぎっしりと詰まっております。
よく妻は表彰式があり、社員が集う中、今までの実績を評価されるにあたり
演台でそこまでに至る苦労のエピソードを話されるとみんなが涙するという
ことが自然とあったと聞きました。
社員にひとりひとり浸透する会社への想いが本当に強いんだと感じたものです。
数々の著書をお書きの中、いくつか拝読させていただくにあたり
分かりやすい稲盛会長様の経営哲学は自身の経営にも少なからず、影響を
いただいております。
先見性と部下への強すぎるほどの思いやりは私の共感するところであります。
私のパソコンの前には
”守・破・離”、”背骨”、”師事した対象を食らい尽くす”の文字があります。
信念を持って師に対する経営学を貫き通し、例えそれが他に素晴らしいご意見があろうとも信じた師を軸に経営をすることが自分を伸ばせる一番のやり方だと教わりました。
それでも若輩ものですから日々心が揺れることもございます。
しかし、いつも最終的には原点へもどることをするのです。